昨日からハリラヤ・プアサ(イスラム教徒の断食明けの祭典)の6連休が始まった。年末にオーストラリアに行ってお金を使ってきたばかりだったので、直後のこの連休は、節約の為に大人しくしたいところなのだが、私のマレーシア赴任期間の残りも限られていると思われるので、日本に戻ってから悔いが残らないように、「清ブタ(清水の舞台から飛び降りた気持ちで)」の精神で2月までのマレーシアの連休シーズンをフル活用する決心をした。
ということで、今日から3泊4日のシンガポール旅行。ペナンに赴任した当初は、「年に2回はシンガポールに連れて来てあげる」なんて甘い言葉を妻君に掛けていたが、その後、マレーシア・リンギットはどんどん下がりシンガポール・ドルとの価値の差が広がってしまい、女性にとっては買い物天国であるシンガポールには「なるべく連れてこない」ように沈黙を守っていた。過去には、ペナンに赴任して4ヶ月後に1回、シンガポール経由でペナンから日本へ帰国する時にアクシデント(ペナン発の飛行機が遅れてシンガポール発の成田行きに間に合わず、マレーシア航空の手配で1日シンガポールに滞在した)で滞在を余儀無くされた時が2回目、そして今回が3回目である。
12時40分KL発のMH609便でシンガポールに出発。シンガポールまでのフライト時間は僅か35分程度。尚、一昨日、今回の旅行費用を払ったのだが、ホテルの宿泊費も込みの価格かと思ったが、航空券を見るとKL・シンガポール間の往復は大人RM519(空港利用税込み)だったので、その払った費用は飛行機代だけであった。KL・ペナン間とほぼ同じような距離であるが、飛行機代は約2倍。次回はクルマで来ようと誓った。
今回のホテルは、マーライオンのすぐ近く、Raffles
City内に聳え立つ73階建てのWestin Stamford Hotel。我が家の部屋は20階だったがハーバービューなので、Raffles
Place界隈の超高層ビル群も勿論の事、マーライオンも正面からよく見える(ただし、DVのズームが必要)。
尚、3年前に来た時と違ってマーライオンの正面に、シンガポール側を横断する新しい道路(橋)、Esplanade
Bridgeが出来ていたので、この橋を歩けばマーライオンを正面から臨める。昔はマーライオンの正面を地上から見ることは出来ず、近くまで行って写真を撮ろうとすると背面しか写らなかったので「世界3大ガッカリの一つ」などと陰口を叩かれていたが、これで多少は改善されるだろうか。。。
今回のシンガポール行きの目的の一つ、現在はシンガポールに駐在しているが、ペナン時代に同じアパートに住んでいて元紀の同級生の綾乃ちゃんがいる木村家との再会。ホテルに到着するなり妻君は何回かTELしたが、繋がってからFAXに切り替わってしまい結局夕方6時頃まで連絡が取れなかった。ホテルの電話機は、横に「DATA」のコネクターがありモデムの線を繋げるようになっているのだが、これが影響することってあるのだろうか? 6時頃繋がった時は、この「DATA」コネクターからモデムの線を外してトライしてみた時であったが。。。
この日は、ホテルに隣接しているショッピングセンター、Raffles Cityを散策。真ん中吹き抜けでゆったりとしていて、その周りを囲うようにショップが沢山並んでいる。「そごう」も入っていて地階の食料品屋さんは買い出しには便利である。また日本食のファミレスもあったので晩飯はここで取った。ところで、なんでマレーシアにはデニーズを初めとしたファミレス系のお店が無いのだろう。。。
また、Bras Basan通りを挟んで向かい側にある由緒正しいホテル、Raffles
Hotelのショッピングアーケードに行って来た。Louis Vuitton 、Coach、Prada、Tiffanyなどの超一流ブランドがコロニアル風の建物の中に並んでいる。ここで私は、Coachが出しているPalm IIIの専用ケースをゲットした。S$149。
帰りには、ここのコーヒーハウスでシンガポール・スリングを飲んで帰って来た。シンガポール・スリングは、ここRaffles Hotelが発祥の地である。
この日は他にも、晩飯の後にDFS
Milleniaにも行って来た。Millenia Walkに隣接している3階の建物すべてが免税店であり沢山の品々が並んでいる。世界中のDFSの中でも最大級の規模との事。観光の為買い物の時間が思うように取れない人などは、とりあえずここに来れば何でも揃いそうである。Westin
Stamford Hotelから近かったので歩いて往復したが、ホテルまでの無料送迎バスもある。