台湾日記

【4月23日】2回目の中国出張

 今日から2回目の中国出張である。前回はMikeと2人で行ったが今回は一人旅。今回も香港でVISAを取得するために香港で半日以上費やさなくてはならないのだが、香港は英語も比較的通じるし、台湾人が香港人と話をするときでも、台湾人=北京語、香港人=広東語、で結局英語を使ったりしていたので、だったら私一人でも大丈夫だし、前回行ってバズの乗り方や中国内で下車する場所なども覚えているので、不安は全然無かった。

 中国本土へ行くVISAには1回きりのと何回も入れるマルチがあり、前回もマルチを取得しようと思ったのだが、マルチを取得するには過去半年以内に中国本土へ行った経歴がないと駄目とのことで、やっと今回取得する事が出来た。尚、前回と同じ大使館の代理店みたいな旅行社で取得したのだが、申請する際の用紙に行き先(石碣工場)の住所を記入する必要があったのだがそれが分からず、台湾の総務にTELして、直接受付のおじさんと話をして貰ってなんとか記入できた。

 今回も前回と同じショッピングセンターの映画館で映画を見て時間をつぶした。12時〜2時15分までが「Finding Forrester」、ショーンコネリーが出ている作家の物語だったけど、所々で寝ちゃったので、ストーリーが今一わからなかった。

 2時40分から4時50分までは、何と、日本で私が好きだったフジテレビの「世にも奇妙な物語」の劇場編を見た。吹き替え無しの日本語(字幕で、英語と中国語の訳)だったので、内容もとってもよくわかった。劇場版は4話から成っていてどれも面白かったのだが、特に4番目の「模擬結婚生活」は、頷きながら見ていた。

 雨の映画館の前で出会ったカップルが、とんとん拍子に結婚へと進む。結婚式場のオプションで「結婚生活をシュミレーションする」というのがあって、DNAや過去の生い立ちなどをチェックしてマシーンに座るのだが、育った環境の違いから来る日常の生活での違和感(片や、目玉焼きにはソース、片や、目玉焼きには醤油)。そして、結婚後は旦那が仕事で帰ってくるのが遅くなりすれ違いの生活。子供が出来て名前を付けようと思ったら、旦那側に代々継承された長男への名前のつけ方の法則があり、それに従わざるを得なかった、、、などなど。結婚の理想と現実・・・結構考えされられるものがあった。一度は結婚キャンセルまでになったのだが(実は、これもシュミレーションの中だった)、最後にはハッピーエンド。

 旅行社でVISAを受け取り、空港まで戻って預けていた荷物(24時間以内でHK$50)を受け取り、腹ごしらえにサンドイッチを買い込み、東莞行きのバズに乗った。途中2カ所のイミグレ(香港出国?と中国入国)も難なく通過し10時半頃東莞の銀城ホテルに到着。今回は途中何回も別のホテルに立ち寄って乗客を下車させていたので、前回よりも1時間くらい余計に掛かった。銀城ホテルに到着すると会社の運転手が待っていて、そこから宿泊先の豐盛飯店まで送って貰い11時頃到着し長い1日を終えた。

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