台湾日記

【4月11日】中国語の先生

 いよいよ今日は船便の引越荷物が到着する。平日は私は会社なので休日に運んで貰おうかとも考えていたのだが、妻君が少しずつ平日にも整理したいとの意見だったので週末にはしなかった。朝、引越会社にTELで確認すると、担当の女性は不在だったのだが別の男性が確認してくれて、今日の10時半に運び込むとの事。慌てて妻君にTELを入れ、準備をしておくように指示した。

 その後11時半頃妻君からTELがあり、まだ来ないとのこと。。。引越会社にTELすると、な、なんと、この日には別の「佐藤さん」の引越もあり、その佐藤さんと間違えたようである。結局、明日の午後に搬入して貰うことになった。今晩の面接にあたり、膨大な荷物が部屋中に所狭しと並んでいる姿を見られないので、かえってこの方が良かったかも。

 7時からの待ち合わせだったので、今日も昨日と同じで5時に出た。高速まではスムーズに行けるのだが、やはり高速道路上で渋滞している。今日は昨日よりも時間が掛かり2時間15分を費やした。聞くところに依ると、台湾人でも台北に家があり会社が新竹の人は多く、その人達は新竹にアパートを借りて水曜日と金曜日に台北に戻るのが一般的との事。今日はその水曜日。だから昨日よりも更に渋滞が激しかったのである。5時に会社を出ると付くのが7時以降、7時に会社を出ると8時10分過ぎ、、、これだったら、仕事が早めに終わってもすぐには帰らず、会社でPrivateメールの返事などを書いてから帰宅した方が時間を有効に使えるような気がした。今度からそうしよう。

 ということで、7時の約束に対して遅れそうだったのだが、先生の付き添いのRobinさんから運転中にTELがあり、7時半くらいにして欲しいとの事。ラッキーだった。結局私の方が先に家に着いた。

 先生は女性と聞いていたがどんな先生が来るのだろう、トレンディードラマなどでは松嶋菜々子のような綺麗な女性が来るのだが、現実は・・・と思っていたら、結構可愛らしい女性が現れた。高雄出身でうちの近所の日系企業に勤務している蘇さん、日本語が堪能な26歳の女性である。台湾の南部高雄出身なので、緯度的にはフィリピンに近いためどことなくフィリピン人に似ている。ついでに、うっすらと髭が生えているのはマレーシアの女性にも通じるところがある。

 さて、Robinさんがどこまで彼女に伝えていたのかわからないのだが、水曜日と土曜日に教えて欲しい旨伝えていたのだが、彼女の台北市内で住んでいる場所が結構遠い(台北懸の最南端)らしく、休日に出てくるのは辛いので土曜日は無しでweekdayに出来ないかとの事。中国語のある日は会社を早めに出てこなくてはならないので、それが週に2日あると嫌なので、やはり当初のリクエスト通り土曜日にやって頂きたい。彼女は「暫く考えてから回答する」と言っていたので、この時点で別の人を捜さなくてはならないかとRobinさんも含めて思っていた。しかし、エレベーターで見送って暫くするとチャイムが鳴り、「やっぱりやることにする」との事。但し土曜日は午前中にして貰いたいとの事だが、勿論OKである。

 事前にRobinさんから聞かされていた給料1時間500元に対しては「OK」と答えたのだが、彼女は一瞬はにかみながら「いいんですか?」と言っていたので、もしかしたら口コミでの仕事としてはいい給料なのかも知れない。Robinさん曰く、語学学校を通じて先生を紹介して貰うと、自宅までの交通費も考慮しないといけないので相場は700元くらいらしい。もしそうだとすると、うちにとってもメリットがあった事になる。尚、彼女は中国語を教えるのは初めてというのが一抹の不安であるが、日本人の友達が中国語の学校に行っていてどんな風に教えてい るかも聞いているので大丈夫、と言っていた。

 という事で、来週の水曜日からいよいよ家族揃って中国語のレッスンを始める。

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