台湾日記

【2月12日】アパート決定

 アパート決めてきた。家賃はNT$50,000/月で、駐車場は別にNT$5,000/月ほど掛かるそうだ。日本円にすると、家賃が180,000円、駐車場が18,000円。家賃もそうだけど、駐車場の高さには驚いた。尚、共益費やTAXなどもあって、結局、家族の事も考えると会社の家賃のBudgetをオーバーせざるを得ず、自腹を切らなければいけない金額(Budgetオーバー分)が約80,000円。今の日本で払っている家賃とほぼ一緒。

 今日から、私の台湾生活のセットアップでお世話になるRobinさんとホテルのロビーで10時に待ち合わせ。Robinという名前から女性を想像していたのだが(ロボコンのロビンちゃんを思いだした)、長身だけど腰の低い、台湾人の男性だった。Robinさんのクルマでホテルを発ち、士林のカルフールに車を停め、不動産屋(松田不動産、Master Homes)と合流し、いざ出陣。不動産屋のChiengさんは、韓国出身で日本語も堪能。何かと頼りになりそう。

 結局、全部で7軒ほど見たが、それぞれ一長一短。家具が古かったり、日本人が居なかったり、大家が不親切そうだったり。。。尚、この天母エリアは殆どが築10年くらいの建物で、新しいのは、ちょっと場所が離れちゃうし、あっても、家賃がバカ高でNT$70,000以上との事である。午前中に見た4軒は、マレーシアのコンドミニアムとは違っていて、ちょっと慣れが必要そう。通りに面した扉がセキュリティーも兼ねているが、そこを開けるとすぐに階段やエレベーターで、踊り場や住民共通のスペースは無い。日本人も住んでいるらしいけど、同じ敷地内で遊ぶという風景ではなさそう。

 午後の3軒は、比較的部屋の造りがマレーシアの部屋に似ていて、午前中の4軒よりはずっとマシだった。しかも、いずれも、日本人学校から徒歩8分以内の距離。午後の部の1軒目は、日本人も住んでいて、駐車場もついていて、家具も比較的立派だった。家具が立派な分、部屋は狭めだったけど、、、。また、自腹を切る金額も少な目なので結構気に入ったけど、大家がNG。「大家がビジネスライクで不親切だ」とRobinさんがが言っていた。「子連れは嫌」とか、「契約は1年毎にしたい」とか、「日曜日は駐車場を使わせろ」とか。。。

 2軒目は、日本語を話せる大家さんで、10日前まで日本人が住んでいたという物件。4LDKで3畳の日本間もあり、家具も比較的立派で収納も沢山あったど、日本人が住んでいないとの事。部屋の雰囲気的には1軒目といい勝負だけと、日本人が住んでいないのがネックかな。また、あまりにも繁華街にありすぎて、セキュリティーもちょっと心配だった。住めば、とっても便利だとは思ったけど。。。

 3軒目は、部屋はちょっと小さめだけど、煉瓦風の外観で、ペナンの金門の通りのコンドミニアム群のような感じのところで、1階には小さめだけどプールもあり(マレーシアでは当たり前だったけど、今回の7軒では唯一)、建物とガードハウスの門に囲まれた内側には、子供達が遊べるスペースもあった。しかも、エレベーターに乗るときに、下に子供を連れた日本人の奥さんが2人も居たので(今回の7軒中、実際に日本人にあったのも初めて)、結局ここにした。但し、家具は比較的貧弱だったので、必要において買った方がいいだろう。

 決まったアパートの詳細は、以下の通り。

  1. 日本人学校までは徒歩5分程度
  2. 40坪で、洋室2つ、和室1つ(掘り炬燵風)。12階建ての7階。
  3. リビングとダイニングが続きになっていて、その間に仕切のようなモノは無し。仕切の役目を兼ねた適当な家具を要求したけどダメだった。
  4. 付いているテレビは19型の小さいヤツなので、日本から送っるべし。
  5. リビングのエアコンが無かったが、要求したら付けてくれるとの事になった。尚、エアコンは窓枠タイプの比較的小さめなエアコン。これは、どの物件も共通だった。
  6. 和室は板張りのままだったので、畳を要求したら付けてくれる事になった。
  7. 駐車場は探して貰っているが、徒歩5分程掛かりそうな場所になりそう。
  8. 電子レンジは無かったので、これも日本から送った方がいい。
  9. 乾燥機は無い。住んでいて必要そうだったら買いましょう。20,000円くらい。
  10. クローゼットなどの収納家具は比較的少な目。小さめのタンス類をは送った方がいいでしょう。
  11. 1階にファミリーマートとワトソンズ(ドラッグストアー)有り。これはとっても便利。守衛の居る門を一度抜けて表側に回るようにして行くんだけど、逆に、そうだからセキュリティーもOK。

 アパートが決まった後、Robinさんと免許の書き換え(マレーシアの免許は台湾の免許に書き換えられる)で免許センターのようなところに行ったが、ここでトラブル発生。書き換えには、健康診断書とARC(Aliance Residence Certification)が必要との事。Robinさんが、「先日は、マレーシアの免許と写真3枚だけでいいといっただろ!何で今日は違うことを言うんだ!」と散々掛け合ったが結局NGで、私の台湾免許はARCの準備状況如何になってしまった。。。明日、会社のある新竹に行くので、総務の主担当者にARCの是非の確認をしようと思うが、もし免許が16日からの出社に間に合わなかったら、どうやって会社まで行こう。。。

 ところで、今日1日、台湾人と一緒だったんだけど、こっちの人、想像以上に英語が出来ないかも。今までメール交換を英語でバリバリやっていた人事の女の子と今朝TELで話した時も、「Could You Speak more slowly」と言われてしまった。彼女、結構流暢な英語で話し返して来るんだけど。。。Robinさんとの会話でも、マレーシアでは当たり前に通じていた単語が通じなかったりした。例えば、「Strong」も通じず、スペルを教えて初めて納得するありさま。確かに私の英語はマレーシア訛?なので判りづらいかもしれないが、、、。早めに中国語を覚えた方がよさそう。

 夜は、ペナン時代に1年ほど一緒に仕事をした元上司のHさんと落ち合いディナー。日本食屋で、焼き鳥食べて熱燗を何本か飲んで、あがりにそば食って、それでNT$2,300くらいだったかな。奢って貰っちゃいました。2年以上振りに再会したが、独特の口調は健在で懐かしかった。「台湾に長くいるつもりなら、人脈を広げて独立するか、或いは、ここでの実績(中国語を話せるようになること)をもって日本に帰り、どこか中国の生産に関心がある会社の駐在員として赴任したほうがいいだろう」との助言を受けた。なんだか、ペナンに居たときよりも頼もしく思えた。

 ディナーの後は、早速、台北の歓楽街(飲屋街)である林森北路に連れて行って貰った。馴染みの店は比較的上品な感じのバーで、女の子はスリットの深いチャイナドレスの出で立ちで知的な感じ。皆、台東から来ているらしい。ここはカラオケがないので、ひたすら中国語の勉強(会話)に勤しむ。女の子は皆、日本語は話せるが英語は苦手。ここで、Hさんの流暢な中国語に驚いた。どちらかというと英語は得意な人では無かったが、台湾生活の2年間でこんなに中国語が流暢になるとは、、、。負けないように精進しようと心に誓った。尚、この店は高いと言ってたけど、NT$2000程度だった。まあ、ボトルを入れなかったからその程度だったのだろう。

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