ご報告(何度かに分けてご報告させていただきたいと思います)


今日はまず、全般的な印象とホテルについてを・・・。

 とにかく涼しいのに驚きました。お天気が良い日の日差しは強いけど、風の心地よさ、爽やかで過ごしやすかったです。日本ほど湿気はないのですね。ガイドさんから「夜はエアコンを切って寝たほうが良いかもしれない」と言われていましたが、日中でもいらない時も多く、つけたとしてもLOWにして窓を空けておくくらいで良かったです。

 日本人が少ないのも意外でした。これまたガイドさんから「今年は日本人が多い。たぶん新記録じゃないかな。」と聞いていましたが、印象としては西洋人と東洋人の割合は5:1、東洋人の中には東南アジアやチャイニーズもいるので、日本人は7分の1くらいじゃないかと感じました。

 戸惑ったのはタイムテーブルの違いです。朝明るくなるのが遅いせいか、周辺のレストランがオープンするのも8時を過ぎてから。昼食、夕食とも日本より1時間から1時間半は遅いですよね。到着翌日の朝などいつも起きている時間(現地時間では4時半)に目が覚めてしまい、明るくなるまで時間をつぶすのに苦労しました。

 宿泊はゴールデンサンズでした。海側の部屋指定のツアーでしたが、到着日のみホテル側の手違いで海の見えない部屋になりました。翌日の夕方、海側の部屋に移動しましたが、「お詫び」の意だったのでしょう、残りの3泊は最上階(7階)のデラックスシービュールームで滞在できました。また、別の形でも「お詫び」の気持ちを表してくださいました。デラックスと他の部屋の違いは、内装とくにバスルームがキレイ、アイロン、アイロン台、バスローブ、パイル地で履き心地の良いスリッパが置かれている(他の部屋はビーチサンダル)等で、変圧兼変換プラグもドレッサー横のコンセントにはじめから差してありました。カーテン・ベッドカバーなどが更にトロピカルムード満点の色柄。毎日午後7時前後に必ず「Towel change OK ?」と尋ねに来てくれて、その際500mlのミネラルウォーターを2本さし入れてくれました。

 それとデラックスのほうには洗面所もバスタブのほうにも普通の固形石鹸が置いてありましたが、最初の部屋にはジェル状のソープのボトルが取りつけられていただけで、石鹸は有りませんでした。このジェル、結構臭いが強かったので、夫は「こんなので顔を洗うなんてできない」と言い、たまたま私が無香料の洗顔石鹸を持って行ってたのでそれを使っていました。デラックスルーム以外に宿泊する時は、普段匂いの強いものを使うことのない男性は普通の石鹸を持参されたほうが良いかもしれません。

 ホテル内には午前7時から午後9時まで利用できるコインランドリ―が有りました。事前にドラッグストアで購入したトウクンがコインの替わりです。トウクンは洗濯、乾燥それぞれ15RMと比較的高かったので、洗濯好きの私ですが、滞在中1度だけにしました。

 初日の部屋はmieさんのおっしゃっている通り、確かにキレイとは言えませんでした。「汚い」と言うよりは古く感じ、「そろそろ内装を改修したらいいのになぁ」とは思いました。

 プールはとても良かったです。ラササヤンのガーデンにも行ってみましたが、リゾートっぽさは圧倒的にゴールデンサンズのほうが上だと思います。私たちが「また来るとしてもここに泊まりたい」と思えたのは結果的にラッキーな事に大半をデラックスルームで過ごせたからでしょうか。

 ともあれ、日本人マネージャーの小林さんには本当にご親切にして頂き、お世話になりました。


我が家が食事をしたレストランについてのレポートです。

ゴールデンサンズ内コーヒーショップ 朝食ビュッフェ
 やはり多民族国家、パンケーキやパン、トーストはもちろん、中華粥、ロティ・チャナイ、ナシ・レマなどの主食とそれに付随する副食類・・・、フレッシュジュースも6種類ありました。どれもまずまずおいしくて、朝からお腹いっぱいでどうしよう。。。という感じでした。私が一番気に入ったのは、ナシ・レマとビーフカレーの組み合わせ。

コムター4階のフードコート
 もう安くてメチャおいしかったです。親子4人がそれぞれ雲呑麺、福建麺、チキンライス、フィッシュミートビーフンの主食類と豚腸粉、ビール、ミネラルウォーターを注文、しめて550円くらいでした。福建麺はビーフンと中華麺、両方が一緒に入っていました。

THE NEW LAST DROP RESTAURANT・スチームボート
 お昼のメニューにはなかったのですが、お願いしたらオーダーを受けてくれました。2人前で90RMと「E.T」などと比べるとやや高めですが、ものすごーくおいしかったです。具はえび、いか、白身魚、フィッシュボール、鶏肉、にんじん、ねぎ、しいたけ、白菜、マッシュルーム、レタス、ビーフン、中華麺。チキンスープが煮立ってきたら、みじん切りのフライドガーリックがたくさん入ったガーリックオイルを流し込んで・・・。後は各自の器にお好みで辛めの調味料(サンバル?)を入れていただきました。にんにく及び辛いもの大好きな私達には涙もののおいしさでした。調理はお店の方がしてくれました。別の日の昼食にローカルフードやウェスタンフードを食べましたが、それも結構おいしかったです。4人で1400円。ちなみにお店の看板には「NEW」が抜けています。

THE NET
 こちらのHPで知って、今回楽しみにしていたお店の1つでした。トムさんのおっしゃる通り、安くてとてもおいしかったです。カレー2種、ナン3種、タンドリーチキン、いかのから揚げ(布施博に似たおじさんのオススメ)、ミートスパ、プレーンピザ、飲みもので、2100円ほどでした。子供が注文したスパゲティも、期待していなかったのにちゃんとアルデンテで驚いてしまいました。ほんとオススメのお店ですね。

THE LONG BEECH CAFE
 ホテルから徒歩数分のホーカーズ。残念ながら営業は夜だけ。思いきって(それでも750円)カニ、エビを焼いたものをはじめ7品と飲み物で1500円チョット。どれもおいしかった。ここのパスタもしっかりアルデンテで感心。残念だったのは夫婦とも楽しみにしていた福建麺の屋台だけがこの日に限って休業だったこと。もう1度食べたかった。でも、ラクサは食べましたよ。

 「どこで何を食べても安くてスゴクおいしい」のが強烈な印象でした。それだけでもペナンに行った甲斐があると思えるほどです。

 張り切ってタクシーで乗り付けたアゴラホテル内の「ミン・パレス」は改装中で、とても悲しかったです。ワゴンの飲茶が食べたかったのに・・・。朝食にあてにしていたホテル横の「POKER CAFE」も工事中で、結局朝は大半その辺のお店で買ったパンを部屋で食べてました。ホテルの近くにランチの営業をして入るお店が少なくて、昼食にちょっと苦労した感があります。

 今後の為に(?)お尋ねしたいのですが、スチームボートはガーリックオイルを入れるのが一般的なのでしょうか。それとも「THE NEW LAST DROP」のオリジナルなのでしょうか。また、私が食べたラクサのスープはトムヤムスープにペパーミントが利いているような味で、抱いていたイメージと少し違ったのですが、そんなもんですか?


今日は観光やビーチでのことについて・・・。

 観光と言っても、バツー・フェリンギを離れたのは1度ジョージタウンに行ったのと、オプショナルでペナンヒルと極楽寺に行っただけです。ジョージタウンの印象はシンガポールのチャイナタウンが大きくなって、その中にインド街、アラブ街がちょっと入りこんだという感じでした。子供たちからブーイングが出たのでろくに街歩きもできませんでしたが、あのスピードを出して走る数多くのバイクにはアジアのパワーを感じずにはいられませんでした。

 コムタ―の展望台にのぼりました。チケットは3階のツーリストインフォメーションで購入するということだったので、広いビルの中を探し回りましたが、いざ上ってみると先にエレベーターで58階に行ってしまってから展望台入り口で料金を払えばいいようでした。この半券はコーヒーショップの割引券になります。エレベーターはなぜかほとんど揺れを感じませんでした。

 ホテルから直接タクシーで行きました。ホテルのTAXI&TOURデスクで呼んでもらったら料金は25RMと決まっていて、部屋にチャージという形での支払いでした。帰りはコムターの近くで声をかけられ、いくらか尋ねると相場とされている20RMだったので、それに乗って帰りました。

 ペナンヒルと極楽寺へは日本語のガイドはありませんが、ホテルのデスクで頼みました。(大人35RM、子供19RM)ホテルのデスクと日本の旅行社がらみのオプショナルでは、ツアーにより2.5倍ほど差がありました。本当はペナンヒルからの夜景を見たかったのですが、旅行社がらみの高いツアーしか目にしなかったのでバカらしくてお昼行く事にしました。お天気が良かったので、ペナン大橋もマレー半島も良く見えました。

 ビーチではやはりのんびりはできませんね。お散歩もままならない・・・。ビーチボーイは聞いていた通り「ビーチおやじ」が多いですね。彼らの記憶の良さ、日本語のウマさに驚きました。ちゃんとこっちのことを覚えてて、その場限りでごまかして逃げるなんてできなさそうでした。やる気がない場合はきちんと断らないと・・・。

 私達は夫婦でパラセーリングを楽しんできました。ホテルのウォータースポーツセンターで頼もうと思ったのですが、人気のパラセーリングやジェットスキーはメニューになかったので結局ビーチボーイに頼む事になりました。最初120RMとふっかけられ(?)、夫が「そんなんメチャクチャや、やれへん」というと50RM〜70RMに下がりました。50MRだとパラシュートが小さくて、高度も低く、時間も短くなるというので一人70RMでやりました(適正価格でしょうか?)。私はかなり怖がりなのですが、思いきってやってみると全く怖さはなく、ひたすら爽快でとても楽しかったです。一緒にしばりつけるような形で子供も一緒にできるらしく、親子でやっている人も多かったです。

 足つぼマッサージもやってきました。時間が早かったせいかひとりしかいなくて、その人がオススメの人かどうかわからないままやってもらいましたが、帰国後確認したらそれがオススメのMichael Tan氏でした。料金は本来30分30RMでしたが、ふたりで50RMにしてもらいました。11時を過ぎると3人に増えていました。それにしても2年前のシンガポールでのマッサージ同様、夫が特に悪いといわれたのは心臓と脳・・・、大丈夫なのだろうか?

 半日ですが、キッズクラブに子供たちを預けました。心配しながら迎えに行きましたが、とても楽しかったらしく、娘は旅行中いちばん楽しかったのがキッズクラブだったそうです。時間帯によって細かくプログラムが組まれていました。


 買い物はコムター内のお土産物屋、スーパー、ホテル近くのちょっとしたお店や夜店での安物買いだけとなりました。到着翌日(実質初日)の朝から昼過ぎまで雨が降り、その後も曇り気味だったため、「こんな天気のうちに街を済ませてしまおう」とジョージタウンへ出かけました。夜店を見る事のないまま、コムター展望台の売店で少しお土産を買ってしまったのが失敗だったと思います。やはり1度夜店などを見てからのほうが同じものを高く買ってしまう心配がないですね。

 私達は25RMで手描きのパレオを、20RMでバティックのワンピース、息子のサッカーユニフォーム上下を、10RMで娘のバティックワンピース、ポケモンカード10枚入り×3袋などを買いました。時計はそれぞれ70RM、40RMしました。夜店では半額くらいには値切れるのかと思っていましたが、結構しぶくてだいたいが2〜3割引だったと思います。値切り方がヘタだったのでしょうか。

 それとまた質問なのですが、夜店でゲームボーイ本体やプレステ本体が売られていましたが、あれもニセモノなのですか、本物が安く売られているのですか。きちんと作動するのでしょうか。不安なので買いませんでしたが・・・。

 エアラインは海外9回目にして初めてJALでした。かつてよく聞いていた「しつこいほどのサービス」は感じませんでした。機内食はまずまずですが、メインになるものはきちんと保温プレートに乗せられていたのが嬉しかったです。個人的にはチャイルドミールのほうが充実して見えました。子供にくれるオモチャ類は外資系のほうがいいですね。今までいちばんよく利用したUAやアンセットはいろんな物が入っているセットだったので機内で過ごす時間もかなり潰せたのですが、今回のJALや全日空は何種類かから1つ選ばせてくれるだけなので親子とも拍子抜けでした。「もらう」ものなので贅沢は言えませんが・・・。

 往路は昼に関西→シンガポール→クアラルンプール→ペナンと経由、乗り継ぎの連続で夕食にさく時間がなかったのですが、機内で出されるものをその都度食べていたら、大人はホテル到着の午後10時半頃までとくにお腹が空くことはありませんでした。子供たちは好き嫌いもあり、機内食をすべてたいらげていた訳ではなかったのでクアラルンプールでの待ち時間に念のためもっていたワッフルをパクついていました。

 復路については、意外にもペナン→シンガポールのわずか1時間チョットのマレーシア航空で夕食が出ました。スチームドライスにチキンカレーとなすのカレーでした。これがまたスゴクおいしかったです。子供たちは最初「辛いー」と言っていたものの、「あ、でもおいしいや」とハフハフしながらもあっという間に食べてしまいました。デザートのマンゴープリンもおいしかったです。「これなら1度国際線にも乗ってみたい」と思いました。

 項目別に思いつくままダラダラとたくさん書いてしまいました。スミマセン。これから行かれる方に、ほんの少しでも参考にして頂ければ嬉しいです。

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