異国での育児日記

【第4回】離乳食スタート

1999年1月28日

 今日でちょうど5ヶ月になった。最近はヨダレもよく垂らすようになったし、ちょうどいい時期だと思うので離乳食を始めることにした。とは言ってもまだまだ食事というよりは、ミルク以外の味に慣れさせる為のものである。

 本には、「最初は1さじから始めましょう。」と書いてある。日本から持ってきたベビーフードを出してみる。思えば元紀の時もこれにお世話になったなあと懐かしくなった。またまたお世話になりま〜す。

 さっそく、ちょこっとだけ作ってみる。といってもお湯で溶くだけだけど。星奈を座らせて、「あーん」と言ってスプーンを近づけるが口を開けない。仕方ないので口に押し込む。ちょっと戸惑ったような顔になり、うまく飲み込めずに口から出してしまう。初めはこんなもんだよね。2〜3回繰り返してちょっとだけ飲み込んだようなので、今日はおしまい。これから、ちょっとずつ増やしていこうね。

 ところで、今回使った離乳食用のスプーンは、先日何気なく(それしか適当なのがなかったので)買ったものだが、これがちょっとしたスグレモノであった。一見何の変哲も無いスプーンなのだが、温度が高くなると色が変わるのである。離乳食を作って混ぜ混ぜしていたら、スプーンの先が見る見る黄色に変わったのだ。これは、「まだ熱すぎるよ」、というサインなのね。すばらしい。パッケージを見たらイギリス製であったが、日本でもこういうのあるのかな。

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