ペナンML餃子オフ会



 1月7日(日曜日)、いつものようにメールをチェックしていると、中国系のメールマガジンに「包餃子(パオ・ジャオズ)」のレシピが載っていました。本能的に、この内容をペナンMLに流したのが事の始まり。その後、奥様達の反応は凄く、すぐさま、皆で作る餃子オフをやろうという運びになりました。餃子オフまでの間、「我が家は夫婦で40個はたいらげる」とか、「いや、我が家は家族で60個はいく」とか、餃子談義に花が咲きました。

 1月15日、会場を提供してくれたのは、ペナンMLの総務部長でもあるよねぞ〜さん。また餃子のレシピにも真っ先に反応してくれたのが、よねぞ〜さんの奥さんのエリ子さんでもありました。

 そのよねぞ〜さんが、餃子を包んでいます。皮を作ったのもよねぞ〜さん。一部では、「粘土で遊んでいる子供のよう」という意見もありました。

 完成品はこちら!(写真右)。お子ちゃま達も手伝ったので、どうみても餃子じゃなくて「芋虫」のような形のもあります。。。

 メインの、餃子を蒸したり焼いたりするのは勿論奥様方。途中でビールを「ぐいっ」と引っかけながらの調理も、中々さまになっていました。>誰かさん!

 尚、中身は、エリ子さんがマーケットで苦労して買ってきてくれた豚肉がふんだんに使われています。どう苦労したかって? ここには書けません。。。

 待ちきれなくなった旦那衆、お子ちゃま達は、FIFO(先入れ先出し)で先に食べ始めました。ビールを飲みながらの餃子、本当に美味しいです。

 これが本日のメインディシュの餃子達。蒸し餃子焼き餃子に、本当に美味しかった。でも皆さんのたいらげるスピードと量が凄かったです。結局、300個程度をたいらげてしまったようです。

 調理に専念していた奥様達も、やっと合流。持ち寄ったワインも結構空いちゃいましたね。尚、マタハリさんが教えてくれた、中国黒酢とトウバンジャンを付けて食べる方法は、中々美味でした。大正解!

 最後に恒例の全員集合写真。これだけ大勢で食す、しかも手作りの餃子は本当に美味しかったです。是非又2回目もやりましょう。

 最後に、そのレシピを以下に転記します。


▼▲▼▲旧正月は「包餃子(パオ ジャオズ)」▼▲▼▲

 餃子はお金の形を模したもので、年越しなどオメデタイ時や旅立ちなどには中国の特に北方では欠かせない料理です。そこで今回は、「熊猫芽茶館」の転載許可のもと、北京の餃子のレシピをお伝えします。私は10年前仕事で北京南部の大学に滞在、当地で旧正月を越しましたが、皮から作る本場の餃子はホントにオイシイので、ぜひみなさんもチャレンジしてみてください。

餃子の作り方(5種)

材料(30個分)

 薄力粉 200g・強力粉 50g・ぬるま湯(人肌程度) 200〜250cc・打ち粉用薄力粉 適宜・豚挽肉 50g・豚背脂(挽いたもの) 50g・しょうが 1/4かけ・ねぎの白い部分 5?・胡麻油 大さじ1〜2・醤油(あれば中国醤油) 大さじ1・塩 適宜・薄口醤油 少々・ニラ 1/4束・白菜 1枚・ピーマン 2個・セロリ茎の部分 1本・インゲン 10本・しいたけ 50g・むきえび 20g・卵 1/2個・水 適宜・酢(あれば中国黒酢)・にんにく・豆板醤

作り方

 大きめのボールに薄力粉と強力粉を入れてよく混ぜ、ぬるま湯を3回くらいに分けて加え、粉っぽさがなくなるまでよくこねる。ねかせるとかなり柔らかくなるので、 生地を二つ折りにした時ひびが入るくらいのかたさでよい。ぬるま湯は粘り気が出る前に入れてしまわないと分離するので注意する。 こね上がった生地にかたく絞った濡れ布巾を被せ、ラップをして最低でも4〜5時間ねかせる。(ねかせ方が足りないと中国人は「まだ起きてない」と表現します ^_^ ) 生地をねかせている間に餡を作る。しょうがは下ろし金で下ろす。ねぎ・白菜・ピーマン・セロリ・インゲン・しいたけはみじん切りにする。ニラは2?幅に切る。 えびは細かく叩く。卵は、中華鍋に多めの胡麻油を熱してふわっとした卵焼きにする。 ボールに豚肉・背脂・しょうがの2/3・ねぎの4/5・胡麻油・醤油・塩を入れて、肉の粒々がなくり、均一になって、よい香りが出るまで根気よく混ぜる。この 時、同じ方向に混ぜないと肉の繊維が切れておいしくなくなるので注意する。 肉が均一になったら、水約80ccを加えてたふたふになるまで更に混ぜる。この時も4と同じ方向に混ぜるようにする。 4個のボールにそれぞれ白菜とニラ・ピーマン・セロリ・インゲンの水気を充分絞って入れ、肉を4等分してそれぞれに加え、よく混ぜ合わせる。 別のボールにしいたけ・えび・卵・しょうがの残り・ねぎの残り・塩・薄口醤油を入れてよく混ぜ合わせる。

 台に打ち粉をして、ねかせておいた生地を直径2?くらいの棒状にし、包丁で2?くらいの長さに切る。切ったものを倒してつぶし、麺棒で皮の形に伸ばす。この時 、 皮の中央を周りより心持ち厚くする。 皮の中央に餡をたっぷり置いて二つ折りにし、まず真ん中をくっつけ、自分の外側にある皮にひだを作るようにして包んでいく。水餃子はちょっとでも隙間があると 、 茹でる時そこから崩れてしまう。形は多少悪くても構わないので、必ず皮はぴったりくっつける。

 大鍋に湯を沸かし、餃子を入れて蓋をし、中火で餃子が浮いてくるまで茹でる。餃子が浮いてきたらびっくり水をして、再度沸騰してきたら1〜2分茹でて、取り出す。 酢に好みでにんにくや豆板醤を入れて、それに付けながら頂く。予め、酢ににんにくを漬け込んでもよいが、最低1日は漬けた方がよい。 最後に餃子の茹で汁に、酢や豆板醤で味付けして頂くのが通(笑)のシメ方とのことです。

 慣れないうちは、皮を伸ばしたり、餡をたくさん入れてなおかつ爆裂しないように包んだりするのは難しいと思います。なので初めはゆっくり伸ばしたり、餡を少な目に入れて 包んでみるとよいでしょう。

 残った皮は、再びまとめてから、うどんやそばを作る要領で、ひらぺったく伸ばして、たたんで細長く切り、麺条(メンティアオ)にしましょう。茹でて、お好みの味付けをしてお召し上がりください。また粉をよくまぶして冷凍すると保存できます。残った餡は、お団子状に丸めて、スープの具にどうぞ!よいお出しも出ます。 もちろん餡も冷凍保存OKです。


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