異国での育児日記

【第3回】マレーシアのミルクにトライ

1999年1月27日

 星奈には、なるべく母乳を飲ませようと頑張って与えていたので、ミルクより母乳の方が好きになってしまったようだ。ほ乳瓶の感覚が嫌なのだと思うが、マレーシアに来てからは、もうほとんど母乳しか飲まなくなっていた。。。しかし、大きくなるにつれて飲む量も増え、最近は母乳だけでは足りないような感じである。(特に夕方や夜は出が悪いし)このままでは私も疲れてしまうので、また
混合に戻したいと思っていた。たまたま先日、私が熱を出してしまい、仕方なくミルクを与えてみたら飲んでくれたので、これを機に混合に戻すことにした。

 ミルクは、日本から送っておいたものがまだ少し残ってはいるが、これからもずっと日本から送ってもらうのでは、お金がかかりすぎる。やはり、こちらのものも飲ませてみようと思い買ってみた。ただし、ローカルのミルクはよく溶けないとかで、すこぶる評判が悪いので、一応日本のメーカーのを探し、SNOW BRAND (雪印)のを買った。小缶でRM11.90と安い。日本の約1/3の値段だ。これを飲んでくれれば有り難いんだけど。。。

 缶にはマレー語・英語・中国語の表示があり、メイドイン・オーストラリアと書いてある。日本のものとはパッケージも全然ちがうが、中身はどうか? 開けてみると、日本では当たり前のすりきり板が付いてない。「やっぱりマレーシアだからなー」と思いつつスプーンを取り出すと、プラモデルの部品のようにスプーンの横にすりきり棒がくっついていた。それを切り離して使うらしい。でも計る時に両手を使わなくちゃならないから、ちょっと面倒だ。ちなみにスプーンは、日本のは1杯20ml分だが、これは30mlである。

 粉は見た感じは同じようだ。お湯に溶かしてみたら、すぐに溶けた。適温に冷まして飲ませてみる。いつものように初めはちょっと抵抗したが、そのうちに「ごっくん、ごっくん」と飲み始めた。あー良かった、飲んでくれた。いい子ね、星奈ちゃん。

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