マレーシアンTips(その7)

※ここに出てくる私は、Tomではありません。【簡単マレー語講座】を運営している岡田さんです。

121. 引越し

今、真剣に引越しを考えています。マレーシアに来てからいまだかつて同じところに1年と居たことがないのですが、そろそろまた引越しの時期だなと感じています。次は Sri Petaling というところに住みたいなと毎日英字紙 Star を買ってよさそうな物件を探しています。いままでコンドミニアムのような集合住宅にしか住んだことはありませんでしたが、次は2階建てのリンクハウスと呼ばれてる長屋タイプのところを探してます。コンドミニアムは最上階に住めば別ですが上の階に誰かしらが住んでいるので、上の住人の騒音が気になります。下の住人の騒音もあります。それに人口密度が高いので変な人間のいる確率も高くなります。コンドミニアムは入り口にガードハウスがあり安全性が高いといわれてますが、逆にガードハウスの人間が泥棒を手引きしたり、泥棒とぐるになって荒らしまくるということもあります。長屋タイプのリンクハウスは完全な自己防衛のところです。ですが両隣には住人がいますが、上の階は有りませんので騒音は起こらないし、下の階は地面ですのでやはり騒音は発生しません、振動は伝わってきますが。ですがなかなか空いてないのです。ちなみに SriPetaling はどこかというとコモンウエルスタジアムの近くです。ここは私にとって交通のアクセスが便利で、食べ物屋さんもいっぱいありいいところです。そして行政区分がセランゴール州からKL市に変わります。行政区分がかわってもなんら得はないんですが。

122. 結婚式や出産祝いの贈り物

おめでとうついでに結婚式や出産祝いの贈り物はなにがいいか? ですが、私はいつも現金を贈ってます。いくらマレーシアでも裸でお金を贈るのは失礼だと思うので日本の御祝儀袋(のし袋)に筆ペンで「岡田 豊」と漢字で書いて贈ってます。たとえ相手が漢字を読めないマレー人であろうとインド人であろうとです。すこし上等なのし袋を選んで贈ると、のし袋は綺麗なので喜ばれます。ちなみに李 添玉の結婚式にも豪華なのし袋にお金を包んで贈ったのですが、彼はそののし袋が気に入って部屋に飾ってあります。ちなみついでに金額はRM100.0を上限に相手によってはRM50.0だったりRM30.0だったりです。会社の社名の入った封筒にお金を包んで贈る人もいますが、なんか味気ない気がします。


123. 天気予報

最近勉強のためにマレー語新聞をたまに買って読んでるんですが(眺めてるだけ)、あることに気がつきました。それは天気予報が載ってないということです。まあもっともマレーシア(KL)の日々の天気は予想がつきやすいのでなくてもさほど不自由はしません、というより天気予報がなくても全然問題なしです。ちなみに今日の天気の予想をすると「午前中は晴れで、15時過ぎから夕方にかけてところにより雷雨のところもありますが、日没ぐらいには止むでしょう」と毎日がこんな感じです。天気予報がない替わりといってはなんですが、SOLAT と書かれたタイムテーブルがあり、SUBUH,SYURUK,ZUHUR,ASAR,MAGHRIB,ISYAKの項目に時刻が書いてあります。辞書でそれぞれ単語を調べると SUBUH「夜明け」、SYURUK 載ってません、ZUHUR 載ってません。 ASAR「夕方」、MAGHRIB「日没」、ISYAK「夜の始まり」と書いてあります。たぶんイスラム教のお祈りに関係あるものだと思います。


124. ラジオ放送

インターネットを使ってラジオが聴けるということを知って、いたく感動しました。ラジオどころかテレビも見れてしまうということも教えられました。URLを忘れてしまったんですがマレーシアの各局のFM放送も聴くことができます。マレーシアのラジオはFM放送がメインでAM放送は放送局が一つしかないらしいです、私は聴いたことがありません。で、FM放送はマレー語、北京語、広東語、タミル語、英語と各言語で放送されてますのでお好きなものを選ぶことができます。ちなみに私は車の中で94.5MHzのMIX FMという局のものを聴いています。名前の通りでこの放送局は英語音楽を中心にマレー語、北京語、広東語、タミル語、日本語、インドネシア語の曲がかかります。日本の曲は槙原ノリユキ(漢字を忘れました、ジャイアンツのピッチャーではありません)、久保田トシノブ(漢字忘れました)、Dreams come true などがかかります。116.7MHzで北京語放送をしてるんですが、夜の11時くらいに出演する女性の声が少し低めで落ち着いた話し方をし、車を運転しながら声に引きこまれそうになるほど素敵な声をしてます。日本のFM放送の周波数帯とマレーシアのFM放送の周波数帯は異なるので日本のラジオを持ってきてもマレーシアのFM放送は聴くことができません。それどころか日本のラジオはマレーシアの警察無線の周波数帯と同じらしいので無断持ち込みはご法度らしいです。

125. 風邪

冷房に当たり過ぎてちょっとだけ不調になり、金曜の晩から熱が出てきて夜には雨が降りだして気温も下がり寒くて寒くて凍えそうなほど寒かったです。赤道直下の熱帯の南国で嘘みたいな本当の話です。日本の風邪薬も持ってるんですが効かないのでPanadolという一錠20セントのローカル風邪薬(どこにでも売ってます、コーヒーショップにも売ってます)を大量に飲んで服をいっぱい着こんで寝てました。寝てるときも頭の中でもし病院にいったらマレー語でなんと説明すればいいのかをずっと考えてました。Panadolの大量服用と何より一番大事な気合を入れたおかげで土曜日のお昼過ぎには熱が下がりました。熱は下がったが頭はまだふらふらで腹も減ったのでなにか食べたいが舌の味覚が熱のせいで馬鹿になってるので味の強いものを求めてタイ料理屋さんに行きトムヤムスープとスパイシーサラダを食べました。


126. ダンボール箱の椅子

ショッピングセンターで目に付く光景があります、それは手持ち無沙汰の暇な店員が商品の入ったダンボール箱を椅子代わりに座ってる事です。これはショッピングセンターに限ったことではなく、オフィスでも工場でも同じく製品の入ったダンボール箱を椅子代わりにして座っています。昔放送された人気時代劇「水戸黄門」で、黄門様が旅の途中で休憩にと近くにあった米俵に腰を下ろしました、それを見たお百姓さんが「おらが汗水垂らして作った米に腰を下ろすとはなにごとじゃ」と怒りまくりました。このシーンがずっと私の心の中に残っていて、マレーシアにきてからこの思い出がよみがえりました。商品・製品の入ったダンボール箱に座ったからといって、すぐに商品iが壊れるわけではありませんが(物によりますが)、気持ちの問題です。自分に払われる給料はどこからくるのか理解していれば商品を椅子代わりにするようなことはしないはずなんですが。


127. マレーシアの田舎とインド人のお祭り

先週の土曜日に華人の友人に誘われて、友人の田舎に行ってきました。KLからおよそ1時間半のネグリセンビラン州にあるLinggiというとこです。地図をみても載ってないほどの小さな村です。ゴムの木とパームやしのプランテーションに依存してる村で、プランテーションで働いてるインド人のお祭りがあるというので見物してきました。インド人のお祭りといえばタイプーサムの Batu Cave が有名ですが、その縮小版のようなものです。上半身裸で下半身も刺繍の入った腰巻をつけて、霊を呼ぶお祈りをするとやがて霊が体に乗り移り激しく踊り始めます。例年ですとここから頬の肉に串を刺したりするそうですが、今年は残念ながら串刺しは見られませんでした。燃えてる炭の上を歩く火渡りもありましたがほんの二人が渡っただけで終了しました。インド人のお祭りということでみごとにインド人だらけです。女性も綺麗に民族衣装に着飾り、元祖ヘソ出しルックのサリーを堪能してきました。ですがインド人のおばさんのぶよぶよの腹をみても興ざめします。その後周辺をドライブして、野生の馬をみました。ポニーよりちょっと大きいぐらいの馬で、立派なたてがみもありました。田舎のマレー人は会社勤めをしてない人も多く、川で魚を釣って売ったり、庭のドリアンの実がなるとそれを道端で売ったりして月の現金収入がRM100.0ぐらいでも生活できるそうです。そして田舎は緑も多く、川が流れてるので意外と涼しく、エアコンは必要ありません。マレーシアの田舎ぐらしもいいものです。電気と水道はあります、テレビもちゃんと映ります、バスも夜の11時まで走っています。

128. コピーCD情報

スンガイワンプラザのコピーCD情報です。「三国志」の日本のアニメのコピーVCDが発売されました、全9枚のCDからなっており表示価格はRM90.0です、きっとRM70.0ぐらいまでまけてくれると思います。もとが日本のものなので日本語で話されてます、それに北京語吹替えと北京語スーパー入りですので北京語の勉強にも役立ちます。マレー語版は残念ながらありません。昨日さわりだけ見せてもらいました、こんどただで貸してもらえそうです。ちなみにこのコピーCD屋さんの場所はスンガイワンプラザのGフロアにあります。GフロアにWATHOSONSという薬局・雑貨屋さんがあり、このWATHSONSを背にして右斜め前方に電器屋さんがあります、ここの電器屋さんのショウケースにファックス機が陳列してあるので、このショウケースを左手にみながら歩くと左に折れる小路があります。ここを左に曲がると右手にまた別の電器屋さんがあり、この電器屋さんのとなりがコピーCD屋さんです。番地はG-128です。取り扱い商品は各種VCD(映画、アニメ、洋物、日本物、香港物)、コンピュータゲーム、コンピュータソフト、MP3音楽CDです。コンピュータソフトは隣にあるイムビプラザより安いです。もうひとつちなみに五つ星と呼ばれてるVCDも置いてあります。これは店頭には置いてないので店員に尋ねてください。尚、コピーCDは違法ですので、日本に持ちかえって成田空港で没収されても決して私が勧めたなどと言わないで下さい、お縄になりますので。


129. 野球

昨日夕方華人友人とNHK衛星放送を見てて、ニュースで野球試合結果を放送してました。西武は強いということと、横浜が昨シーズンに優勝したのでこの二つのチームは知ってます。で、野球のルールを教えてくれといので説明しましたが、攻撃と守備に分かて戦うということを理解させるのに難儀しました。旧英領の国々ではクリケットという日本ではマイナーなスポーツが盛んです、クリケットの試合ルールが判ると野球のルールも簡単に説明できるのですが、同じ旧英領でもマレーシアではクリケットはやはりマイナーです。ピッチャーの投げるボールが曲がったり、落ちたりするのを次回説明しなければなりません。これは物理の世界です、何を題材にして説明すれば判ってもらえるか、頭が痛いです。 


130. 三国志

128.で書いた三国志のコピーVCDをゲットして9枚組のうち3枚を見終わりました。面白いです。いまの気分は「簡単マレー語講座」の原稿書きなんてしてる暇はありませんという感じです。華人は華人学校で中国の歴史として三国志を習います。魏の国を作った曹操を中国史上最大の極悪非道人と教えられてます。それに対して関羽という武将がいますが、この関羽は関公としてマレーシアでも奉られてて、KLにも関羽の祠があります。ちなみに半島マレーシアの歴史で一番最初に教科書にでてくるのが Hang Tuah (ハントゥア)です。14世紀か15世紀にマラッカでポルトガルを打ち破ったらしいです。この Hang Tuah はいまでも Jalan Hang Tuah として名前が残っています。どこかというとPudu刑務所の正面を走ってる道路が Jalan Hang Tuah です。 

131. 最近の華人女性のファッション

最近の華人女性のファッションについてですが、昔ほどミニスカートは見かけなくなったような気がします、増えているのがパンツルックというのでしょうか、ようはズボンです。このズボンは腰の浅いズボンで、そして上に着てるTシャツの類も丈(たけ、つえじゃありません)の短いものです、ズボンと重なるか重ならないかぐらいの丈です。そうするとどうなるか? 腰をかがめたときにズボンとTシャツの間に隙間が開きます、隙間が開いたところに背中の肌がみえます、ついでに下着(パンティ)のゴムのあたりをのぞかせています。今日はこのひとは水色のパンティなんだなとか黒いパンティだとかが判ってしまいます。それがわざとなのか気づかないのか、それともそういうファッションなのかは定かではありませんがよく見かけます。見えるとちょっぴり得した気分かなと思ったりします。「助平」はマレー語で kotor コトーです、広東語はハムサップです。

132. 新しいショッピングセンター、LOW YAT PLAZA

KLの新しいショッピングセンターがソフトオープンしました。LOW YAT PLAZA です。場所はスンガイワンプラザの裏とフェデラルホテルの間の Jalan Bukit Bintang に面してちょっと奥に入ったところです。中はまだがらがらで数店舗が営業してるだけです。この LOW YAT PLAZA の裏にメリアホテルというスペイン系のホテルがあり、Jalan Imbi に面しています、このメリアホテルの Jalan Imbi を挟んだ対面にまた別のショッピングセンターが24時間体制で工事中です。来年にはオープンするみたいです。日本だと新しいデパートができるとその煽りを食らって東急日本橋店や三越新宿南店?のように閉鎖するところがでてきますが、KLではなぜか新しいところは物珍しさも手伝ってたくさん人が集まり、既存のショッピングセンターもまた以前と変わらぬ混み様です。なんせバンギにもショッピングセンターがあるくらいですから。けれどやはりKLのショッピングセンターの頂点はスンガイワンプラザです。 注)バンギとはKLからおよそ30KM南にある工場団地です。ソニーや日立の工場があり、ビデオやエアコンを作ってます。

133. スンガイワンプラザの洋服屋さん、COMMA

いまスンガイワンプラザの中で一番売れてる洋服屋さんは COMMA という日本デザインの服を売ってる洋服屋さんです。場所は
Gフロアの KOPI TIAM というレストランが奥の突き当たりにあります、この KOPI TIAM に向かって左側2件目です。店の中はたぶん SPEED だと思われる曲がかかり店の入り口には日本語でいろいろなことが書かれています。はたしてこの日本語を読める人はどのくらいいるのでしょうか、疑問です。服の値段も安くミニスカートが一着RM17.0、タンクトップも一着RM17.0と書いてありました。それからKLでもボディワイヤーが流行っています。軽く指輪代わりにはめてる子はたくさん見かけます、首に巻いてる子もときどき見かけます、ボディワイヤーって日本発のファッションなのでしょうか? まったくちなみなんですが私はスンガイワンプラザに入るときは裏口から入ります。普通はLOT10側正面から入る人が多いですが、この正面の反対側に裏口があり、裏口の階段を降りると漢字で「青象健康中心」とかかれた妖しいマッサージ屋がありますがここは無視して階段を上るとスンガイワンプラザに入れ
ます、裏口から入ると人通りも少なく快適に歩けます。いまは「めざせスンガイワンプラザの達人」を目標にしています。

134. コピーCDストーリー

コピーCDストーリーです。現在KL・セランゴール州周辺には三つのコピーCDの工場があるそうです。コピーCDはマレーシアにおいても違法なので政府当局、警察当局の担当官に上納金を収めてるそうです、税金とは別にです。このお金を出し渋ったりすると摘発されてお縄になります。昨年だったかKL北部のSg. Buloh というところにあるコピーCDの工場が摘発されました。小売のお店でもときどき担当官がやって来て上納金を納めるそうです。実際支払った人の話ではRM200.0だそうです。大量に作ったコピーCDも売れ残ります。この売れ残ったものは中近東のアラブの商人がやってきて安く買い取り(一枚当たりRM3.0とかRM4.0ぐらい)、これを本国に送ってUS10ドルで売ってるそうです。このアラブの商人はKLの五つ星ホテルを二部屋借りて、一部屋は自分の寝起きする部屋で、もう一部屋はコピーCDの倉庫にしてるそうです。いまコピーCDの有望な市場はロシアだそうです。これは全部スンガイワンプラザのコピーCD屋さんから聞いた話ですが、日本語CDからコピーCDを作り日本で売れないかと話を持ちかけられてますが、日本でこの商売をやったらまず間違い無く捕まってしまいますので断っています。近々日本の曲のMP3が出るらしいです。

135. インターネット環境

私のインターネット環境ですが普通の電話回線に56kモデムを使ってダイアルアップ接続をしています。通信速度は大抵は28.8kbpsですが、たまにサーバーの具合がよいと33.6kbpsになります。接続プロバイダーはnasionetという2次プロバイダーです。オフィスアワー(9時〜18時)は簡単にはネットに接続できません。接続を試みても話中、話中、話中、呼出音はするが繋がらない、話中、話中、やっと繋がったがサーバーが応答しない、話中、話中、繋がったがサーバーエラー、話中とこんな具合です。20回、30回とトライしてやっとネットに接続できます。夜はだいたい一発で繋がります。私が持ってる日本のコンピュータ雑誌の接続プロバイダーの広告には「話中は作りません」と書いてあるのをみると羨ましくなります。このnasionetの料金は月間50時間使用で年額RM350.0です。実際私は月間50時間以上使用してますが追加の料金徴収はありません。マレーシアの他の接続プロバイダーにはTelekom傘下のTMnetや、もう一つの電話会社maxisの関連のjaringがあります、この二つは1次プロバイダーです。TMnet の通信速度は50kbpsぐらいあります。ちなみに電話のモジュラージャックは日本と同じです。そのまま使えます、私のMacのモデムは日本で購入したものですがちゃんと使えます。日本からノートパソコン持参で旅行をしようとする方にはhotmail.comのアクセスポイントもあるみたいですので参考にして下さい。ただし電源電圧は240Vです。コンセントのプラグ形状も異なります。日本のプラグをマレーシアの形状にするアダプターはスンガイワンプラザの電器屋さんに売っています。240Vを100Vにする変圧器もスンガイワンプラザの電器屋さんに売っています。マレーシアの通貨単位リンギット(RM、リンギットマレーシア)の日本円との交換レートは¥100=RM3.24です。(両替屋にて)RM1.0=¥30.86です。

136. ベトナムに住んでいる人のKL感想

ベトナム・ホーチミンにお住まいの読者さんのKL感想です。
今月タイからマレーシアにかけてかけ足で旅行してきました。HCMのいなか者にとってバンコクはものすごい大都会ですが、(マレーシアについてはなにも知識を持っていなかったので)クアラルンプールに着いた時はもっとびっくりしてしまいました。完全におのぼりさんでした。てんびん売りがいない。ベトナムにはセブンイレブンもマックもありません。
岡)冒頭の今月は7月を指します。皆さんの中にはマレーシアの首都クアラルンプールに行ったことがない方もいるかと思います。東南アジアの都市で有名でまず頭に思い浮かぶのはシンガポールかバンコクでしょう。クアラルンプールはその次か次の次くらいでしょうか。街の大きさはバンコクに比べたらこじんまりしてます。清潔さはシンガポールに負けています。けれど意外と近代的な街です、表は。一歩裏通りに入ると街全体が昔ながらの中華街になっています。物流の面でもシンガポールに負けまいとKLIA新空港を作ったり、ポートクラン港を拡張したりしてますが多くの物資はシンガポール経由です。例えば機械部品を買いに工具屋さんに行って、在庫がないと次に出てくる言葉は「シンガポールから取り寄せる」です。シンガポールはマレーシアから水を輸入してます。その水をシンガポールで精製してマレーシアに送ってるという話しも聞いたことがあります。

137. スーパーガール

マレーシアのテレビ放送でチャンネル7にntv7というのがあります。ここに一人のスーパーガールがいましてアナウンサーときにはレポーターをしています。この女性の名前はホァンヨーチー(アルファベットのスペルは忘れました)という華人です。なにがスーパーガールかというと完璧なマレー語、完璧な北京語、完璧な英語を話せるのです。普通マレーシアのニュース放送ではマレー語放送はマレー人が、北京語放送は華人が、ついでにタミル語放送はインド人が担当してますが、この女性は一人でマレー語放送、北京語放送、英語放送をこなします。華人の話すマレー語はへたくそです、目を閉じてマレー語を話すのを聴いててもマレー人か華人かインド人か判ります、ですがこの女性の話すマレー語はマレー人のマレー語なので耳で聞くだけではマレー人と勘違いします。顔立ち、化粧の仕方もマレー人と勘違いします。ちなみに東マレーシア出身だそうです。

138. 米の炊き方

マレーシアの主食は米ですが、見ていると米を炊くときどうも米を研ぐということをしてないみたいです。バケツの中に米を入れそこに適量の水を入れて、そのまま炊飯器に移して終了です。水は真っ白なままです。ついでながら水に浸しておくといこともしてないみたいです。大雑把です。
メーリングリストに載っていたインディカ米の炊き方?です。まず、新米はさけて、古米や古古米を選びます。新米はおいしくないそうです。米を水に浸すことはせず、多めのお湯で茹でます。炊くのでも蒸すのでもなく、茹でます。頃合いを見計らってお湯を捨てます。しばらく蒸らしたら、できあがりですが、この時、米粒がくっつき合っていたら、かき混ぜて米粒をばらばらにします。くっつき合った状態では、おいしくないからです。

139. KLのナイトライフ

KLで一番多い飲み屋さんの形態はパブです。店の入り口のドアはオープンになっていて、店の中にそれなりにこぎれいなテーブルと椅子が並べられています。料金はビール1ジャーでRM25.0〜RM35.0ぐらいです。テーブルチャージなどなくビールを1ジャーづつ注文しながら飲むところです。裕福な外国人がたくさん住んでるBangsar地区にいくとIrish Pub とか白人さんのお気に入りの店がたくさんあります。(正確にはBangsarではなくBangsar Baru) 白人目当てのグルービーもたくさんいます。ローカル向けで人気のあるパブはパッケージ料金になっていて、カラオケボックス、ビール5ジャーで人数時間無制限RM200.0とういのもありGRO(ホステス)もいます。GROチャージは特に無く、サービスに応じてチップを払う仕組みになっています。MaxでRM50.0ぐらとのこと。ここでGROを指名する場合にマレーガールがお勧めです。イケイケなマレーガールが揃っていますのでちょっとぐらい触っても怒りません、華人ガールの場合ですと触ってへたすると平手打ちが返ってくることもあります。日航ホテルの近くにヤオチュアンプラザ(アルファベットの綴りを忘れました)というのがありそこの最上階にTwin Club Shanghai というとこがよさそうです。

140. すし金

新しいショッピングセンターのLOW YAT PLAZAに回転すしの「すし金」がオープンして、一皿RM2.0のプロモーションを行いました。プロモーション目当てでさすがに繁盛して、木曜日の夕食時で30分くらい待ち、ようやく店に入ることができました。お客さんはすべて華人です。席についてしばらくするとイクラが廻ってきましたのでイクラを食べました。ついでに一緒に行った華人の友人にイクラを一粒食べさせたら嫌な顔をしました。見てるとイクラは誰も取らない様子なので、しょうがないので私はイクラ専門に徹し、結局イクラばかり11皿食べました。せっかくなので次の日金曜日の昼食も「すし金」に行き、やはりイクラがむなしく廻ってるので、イクラの成仏の為イクラばかり10皿食べました。一緒に行った華人の友人は私が二日間でイクラばかり21皿食べたので呆れてました。華人の友人が食べたものはトビッ子、玉子、のり巻などの本当のすしではないものばかりです。ということで日本食通のひとはともかく普通の人は生臭味のあるものは好きではないみたいです。中華料理にも旧正月の時期になると生の魚をスライスして、それに野菜やらピーナッツやらなんやらかんやらを混ぜて食べる料理があります。中華料理の魚の調理方法は主に蒸します。

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