久々にマレーシアのケーキを食べましたが、相変わらずクリームがしょっぱいです。スポンジの部分は甘いんですが、なぜかクリームはしょっぱいです(塩味という意味です)。ローカルのケーキ屋さんのケーキはしょっぱいクリームで、洋風の高そうなケーキ屋さんのケーキのクリームは普通に甘いです。
現在日本の運転免許証を所持してる場合です。まずは日本の運転免許証とパスポートを持参して在マレイシア日本大使館にいきます。守衛を通って中に入ると日本人女性の方が対応してくれるのでその旨を伝えます。在留届けを出してるか尋ねてきますのでまだの方はその場で在留届けを書きます。免許証を大使館に預けて4営業日目にJPJ(日本の運転免許センターと陸運局みたいな行政機関)向けのレターを発行してくれます。月曜日に申請すれば木曜日に発行してくれます。料金はRM49.0(97年当時)です。この大使館発行のレターとパスポートと顔写真を持参してJPJの免許証発行のカウンターにいき、書類を受取りその書類に必要事項を記入して提出し、待つこと30分(込み具合に依ります)、マレーシア運転免許証のできあがりです。料金は有効期限1年間当りRM30.0です。私の時はRM20.0でしたのでRM200.0を払い10年間有効の運転免許証を取得しました。最短で月曜日に日本大使館にいき木曜日には運転免許証を取得できます。顔写真を持ってない方はその辺の写真屋にいきひとことJPJと言えばあとは勝手に写真を撮って寸法通りに切ってくれます。だいたいRM15.0〜RM20.0ぐらいです。JPJに行くときはローカルの人を連れて行くと迷うことなくスムーズになります。私はKlangのJPJに行きました。たったこれだけのことですが会社の秘書と称するひとに代行をお願いしたところ、2年の歳月を要しても運転免許証は取得できませんでした。単にその秘書と称するひとがサボってただけです。その間の2年間は無謀にも無免許運転をしてたわけですが大事がなくて良かったです。で、たまりかねた私が結局自分ですべての作業をしたところ上記の内容になりました。こんどそのうちに日本の運転免許証を持ってない場合、現地マレーシアでゼロからの運転免許証取得方法をお伝えします。国際運転免許証よりマレーシア運転免許証のほうが事故などを起こしたときは無難らしいです。
ネグリセンビラン州にポートディクソンというところがあります。マラッカ海峡に面した港町であり、KLから一番近い海水浴場でもあります。日本でたとえると東京と湘南海岸みたいなものです。ただ海を見るだけならポートクランがありますが海水浴はできません。休日ともなればポートディクソンはローカルの家族連れでいっぱいになります。一般的なあるマレー人家族、夫婦に5歳と3歳の二人の子供の計4人の人間模様を紹介します。お父さんがちょっと疲れたプロトンサガを運転しやってきます。岸から離れたところに日除け用のパラソルとゴザと弁当を砂浜に運んで、まずは食事が始ります。食事が終わると子供がアイスクリームが食べたいと言い出し、お母さんと子供二人でアイスクリームを買いにいってきます。次はせっかく海に来たのだからと波打ち際で足首まで海水につかって遊びます。水着なんて着てません。そのままの服装です。たまに大きい波がやってきて膝まで濡れてしまいます。そのうち岸から3mほどのとこまでいって遊びます。子供はすでに全身びしょびしょ、お父さんお母さんのズボンもびしょびしょです。ここまで濡れたらしょうがないんでタイヤチューブの浮き輪を借りて泳ぎ始めます。もう全身ずぶ濡れ、服は着たままです。遊び疲れたら岸にあがり帰りの支度です。着替えなんて持ってきてませんから服から滴が垂れない程度になるまで乾かします。で、プロトンサガで帰って行きます。というような具合で皆さん服を着たまま泳ぎます、ビキニ、ハイレグ、Tバックなんぞ見ることはで
きません。なぜか? 他人にはだかを見せてはいけないという宗教上の理由です。たまに水着姿の欧米人がいますが浮いています。
マレーシアというよりKL・セランゴールののガソリンスタンドはすべてセルフ給油です。確か97年の正月過ぎぐらいからセルフ給油になりました。理由は、それまでおもにバングラデシュの出稼ぎ労働者がガソリンスタンドで働いていましたが、その出稼ぎ労働者を締め出すためだと聞いています。それまではガソリンスタンドの従業員が給油をしてくれましたが、その日を境にセルフ給油になり、自分勝手な人が多いマレーシアでセルフ給油なんかしたらそこいら中ガソリンでびちょびちょに汚してしまうだろうと予想してました。ところが予想に反して綺麗なもんです。なぜでしょうか? たぶん自分も含めてガソリン1滴がもったいないので、ガソリンが出なくなる最後までよく振って搾り出してからノズルを元の位置に戻すからじゃないかと思います。汚れる元がなくなれば汚れませんから。地方にいくといまだに従業員が給油をしてくれます。日本ではガソリンは何リッターで購入・給油しますが、マレーシアではリッター単位ではなく料金単位で給油します。RM10とかRM20とかです。一律1リッターRM1.1です(無鉛ガソリン)。Essoのスタンドだけほんの気持ちだけ安いです。日本での燃費計算は1リッター当り何km走行するかですが、マレーシアの燃費計算は1km走行当りガソリンはいくらか、というものです。1リッターで10km走行する車は、1kmでRM0.11のガソリン代がかかるという計算です。ちなみにガソリン及びガソリンスタンドは通じません。petrol 及び petrol station で通じます。これは英語です。
夕飯を食べながら気づいたんですが、シーフード料理にでてくるイカには大きく別けて二つあります。一つは調理後白い色をしたイカです。これは普通のイカで歯ごたえもイカの歯ごたえです。もう一つは調理後少し透明がかったダンボールの色をしたイカです。これは仲間内ではゴムイカと呼んでるんですが、呼び名の通りゴムを噛んでるみたいで美味くありません。イカの入った料理はこのゴムイカを使ってるのが主流です。
マレーシアにもお粥はあります。これも大きく別けて二種類あります。一つはお粥の中に具が入ってるもの。チキン、蛙、魚などです。これに適宜醤油と胡椒を入れて食べます。もう一つは素粥とでもいえばいいんでしょうか、ただの普通のお粥です。別におかずがたくさん並べられてますので適当にみつくろって食べます。日本にいるときはお粥は病人の食べ物という思いがあり食べたくありませんでしたが、こちらに来てからときどき食べてます。Jalan Imbi を Imbi Plaza を右手にみながら進むと Jalan Pudu との交差点にきます。ここを左折して150mぐらいいくと左に折れる道があります。折れるというより角度45度方向で入っていく道です。そこに何軒か中華料理屋さんやお粥屋さんがあり、少し香港を思わせる風情があります。ここのお粥は後者のお粥です。中国風デザートもいろんな種類があり、私のお気に入りは小豆ぜんざいです。甘すぎず何杯でも食べれます。漢方ゆで卵もあります。
まずはマンゴジュースです。果物のマンゴは好きですがマンゴジュースはいままで飲んだことがなく不気味なものだと思い避けてました。ガソリンスタンド併設のコンビニでりんごジュースの隣にある1リットル紙パックのマンゴジュース
を勇気を出して買ってみました。家に着くまで待ちきれず車の中で一口飲んだところ、なかなかいけます。ちゃんとマンゴの味もして、嬉しくなって毎日飲んでいます。RM4.10です。次はスターフルーツジュースです。スターフルーツも食べたことはあります。あまり美味いとは思いません。毎日昼飯を食べにいくコーヒーショップのオヤジがスターフルーツジュースを勧めてきたので試に飲んでみました。これもさっぱりしていいです。果物のスターフルーツよりジュースにしたほうが断然美味いです。RM1.40だったかRM1.60です。
アルミパック包装された落花生はどこにでも売ってます。日本で売ってる落花生は中のピーナッツを包んでいる薄皮が赤みがかった色をしてると記憶してますが、このアルミパック包装された落花生は中の薄皮の色は灰色がかってます。そしてかすかな塩味があり薄皮ごと食べます。一袋RM2.0からRM2.50ぐらいです。この落花生を食べながらマンゴジュースを飲むのがささやかな楽しみになってます。
久しぶりにチャイナタウンに行ったのですが相変わらずの交通ルールの無法地帯にはうんざりします。周りを気にせず平気でとぼとぼ道路を横断する老人、物売りのリヤカー、無謀な運転のタクシー、これまた平気で車道を大きくはみ出して歩く観光客などなど。だったら行かなきゃいいじゃないかと思われますが、チャイナタウンは花が安いんです。よその花屋さんの半値ぐらいの値段なんです。ちなみにカーネーションは1本RM1.0です。バラの花もそんなもんです。そしてよその花屋さんは生花より造花のほうがいっぱい置いてあり、生花も種類が少ない、あっても本数が少ない、そしてあまり売れてないので新鮮でないなどの理由で花を買うときは嫌々ながらチャイナタウンに行ってます。チャイナタウンの花屋さんの場所はマラヤホテルの正面入口周辺に数店あります。判らない場合はチャイナタウンで働いてる人にマラヤホテルはどこか尋ねれば皆さん知ってます。で、チャイナタウンに行ったついでに天津甘栗も1kgRM15.0ぐらいで売ってるので宜しかったらどうぞ。
「岡田はどんなテキストを使ってマレー語の勉強をしてるのだろうか?」と思ってる方もたくさんいると思われますのでちょっとだけ種明かしをします。いまは2冊の辞書と1冊のマレー語テキスト、1冊の旅行用会話集の計4冊を使ってます。どれも一短一短(一長一短は長があるが、この場合は長がないという意味です。)で苦労してます。苦労の一番の理由は本によって書いてあることが異なってくる点です。これは辛いです。どれを信じて良いものか迷います。で、それをマレーシア人に尋ねても「そんなんは知らない」といわれるともっと辛いです。では私が使ってるテキストを紹介します。 参考までにどうぞ。
1)「オマー・アズーのマレー語講座」 シャイク・オマー・モハマッド、山崎あずさ著
出版社 株式会社 めこん 価格 \3,500- プラス消費税岡田評
これはLot10の紀伊国屋書店で購入しました。 ワインレッド色の表紙です。初歩から難しい文法まで扱ってるのでよいと思います。ただ難しいことに主眼を置いたようにも思いますしなによりも残念なのは読み方を書いてないことです。ひとつひとつの例文の説明の丁寧さがないので、やはり「マレー語を知ってる人」が書いた本という印象を受けました。2)「トラベル マレーシア語 会話手帳」 石井和子著 (東京外国語大学講師)
出版社 株式会社 語研 価格 \1,200- プラス消費税岡田評
これもLot10の紀伊国屋書店で購入しました。 なかなかいい加減な会話集です。例文和訳はあるが説明が全くなく、例えば疑問文は Kah ? をつけたりつけなかったりで統一性がないです。マレーシア人にこの本を見せ「この文は普通に使えるか?」と尋ねると、「そんな変な文は聞いたことがない」とよくいわれました。値段が安いので仕方ないかもしれません。3)「KAMUS ASAS BAHASA JEPUN - BAHASA MELAYU 基礎日本語学習辞典」 著者 不明
出版社 Penerbit Fajar Bakti Sdn Bhd 価格 不明岡田評
これは借り物です。マレーシア人が日本語を勉強するためのローカル製日馬辞典です。助詞や接続詞も詳しく載ってて日本語を勉強するためにはいい辞典だと思います。日馬辞典なのでマレー語の単語を引くことができないのが残念です。4)「PELANDUK POCKET MALAY・JAPANESE・ENGLISH DICTIONARY」 M.RAJENDRAN 著
出版社 Pelanduk Publications (M) Sdn Bhd 価格 RM17.50岡田評
ローカル製日馬・馬日辞典です。補足で英単語も載ってるので便利です。単語の訳も4冊の中で一番正確です。けれど「絶対に載ってるはずだ」という単語が抜けてたりします。なぜか pan-suke(日)〜gadis(馬)〜pompom girl(英) なんていうのも載ってます。英和辞典1冊あるとマレーシアの英字紙「Star」を訳して読むことができますが、上記の4冊があってもマレー語新聞は訳せないです。
スンガイワンプラザの中にはたくさんのレストラン・食堂がありますが2nd floorの奥まったところにコーヒーショップがあるのは意外と知られてません。ここは主にスンガイワンプラザで働いてる華人たちが来るところです。化粧品売り場で働いてる女性達がここで化粧を直したり、タバコを吸ったりしてるのを見てるとおもしろいです。先日ここで冬炎米粉(トムヤムミーフン、トムヤムスープにミーフンが入ってるもの)を食べたんですがとても辛いです。RM4.80でした。ここのコーヒーショップの壁には DALARANG MEROKOK と何箇所にも書かれてますがそんなのはきにせずタバコを吸ってください。2nd floor の上の 3rd floor にいくともっと大きな食堂があります。ここには中馬印と各種料理がありますのでいろいろな料理を楽しめます。スンガイワンプラザの中をあまり汚い格好で怪しげにうろうろしてると警備員に捕まりますのでご注意下さい。
イスラム教のあるお祭りで牛を生け贄するものがあります。なんという名前のお祭りかは忘れましたが、そのとき牛を屠殺するところを見てしまいました。1匹の牛がトラックで連れてこられロープで近場の木に繋がれました。すでにそのとき牛は殺されるのを予感したらしくかなり興奮してました。4本の足に各々ロープを巻き付けてそこから儀式を行うところまで人力で引っ張っていき、牛は必死で抵抗します。必死過ぎて途中で失神したりしてました。やっとこ儀式をするとこまで牛を引っ張って、今度はお祈りが始りました。お祈りが終わると牛を寝かせて、刃渡り30cmぐらいのナイフを持った人がやってきて喉笛を一気に切りました。首から血がドバッと飛び散り首の骨を残して切断されました。頚動脈を切られるとすぐに死ぬものだと思ってたんですが、20分ぐらいは体をばたばたと動かしてました。体の動きがなくなると解体作業にはいります。みんなで楽しそうに牛を解体してます。みんな普通の人なんですが普段から生きた鶏を買ってきて自分で絞めて料理をしたりしてるので牛を解体するぐらいはなんともありません。それに毎年のことですから。解体した後の肉(内臓も含む)は水で血を流しこの日からは毎日牛肉料理が続きます 私は気持ち悪くて全部の作業を見られませんでした。
Jalan Bukit Bintang のKFC(ケンタッキーフライドチキン)の脇を入っていくとそこがKL一の屋台街Jalan Alor です。昼間は閑散としてますが夕方からは人と車でごった返します。地元の人や観光客もたくさん来てます。ここで飯を食べてるとよく乞食が来ます。体の不自由な人の乞食や乳飲み子を抱えた乞食など。私はケチなのでいままでお金をやったことはありません。対処法はひたすら無視することです。無視していれば乞食のほうも仕方ないので去って行きます。けれど乞食も生活がかかってるのでいくら無視をしてもなかなか去りません、根競べです。根競べに負けてお金を払うのはまだしも喧嘩はしないで下さい。たまに気の強い人は口喧嘩を始めますがなかなかどうして乞食も負けてません。飯を食べ終わって席を立つまで乞食が文句を言ってるのを見たことがあります。私も以前数人で飯を食べていたら乞食がやって来て、無視を決め込んでいたんですが、乞食が馴れ馴れしく肩を触ってくるので右手の拳を握り殴るぞとポーズを取りました(殴るつもりは全くありません。)。 そしたら横に座ってた友人に右手を押さえられてしまいました。ここで喧嘩沙汰になると他の人もやってきてよってたかって殴られるそうです。ということで乞食が来たらひたすら無視をして下さい。
まずはどういゆうところかというとエアコンはありません。天井にファンが回ってます。エアコンがついてるのはコーヒ
ーハウスと呼ぶらしいです。コーヒーショップの中に畳一枚分ぐらいの大きさのステンレスで出来た調理台に透明のアクリルカバーが覆っててその上にその店(屋台)の名前と何の店(屋台)かが書いてあるそんなものがいくつか入ってて構成されてます。大抵はコーヒーショップ自体のオーナーは飲物とタバコだけで食べ物は店子(屋台)が提供してます。 入口はドアなどなくオープンですので好きなところから入れるところから入ってください。その際はあまり気張らずリラックスして入ってください。何を食べたいかあたりを見まわし歩きまわって食べたいものがあれば指を差せば判ってもらえます。注文が済んだら空いてる席を探して勝手に座ってください。すると飲物係の人がやって来て、その人が華人だと「ヤンメイ?」(広東語で「飲物は?」の意味です)と尋ねてきます。華人以外ですと「ミヌム?」と尋ねてきます。なにを注文していいか判らないときは万国共通のコカコーラが無難です。やがて飲物と食べ物は別々にやってきますので、支払いもその場で別々に払います。いくらか判らないときは飲物の場合は2ドル紙幣を、食べ物の場合は5ドル紙幣を渡せば足ります。おつりがある場合はしばらくするとおつりを持ってきます。食べ物、飲物はマナーなど気にせず自分なりに好きなようにして下さい。食べ終わりタバコを吸う方は灰皿など気にせずタバコを吸ってください 吸殻はそのまま床にすて靴で踏んで終了です。一応火の用心だけは注意して下さい。適当にくつろいだら支払いは済んでるのでそのまま帰って結構です。私の場合ですが好き嫌いは多いです。小学生並です。ですので注文するときもこれは入れるなこれも入れるなと面倒くさい客です。何度か同じ注文をすると顔と何を注文するか覚えててくれて次からは目と目が合ってコクンとうなずくとそれで注文できてしまいます。便利です。コーヒーショップの入り口にお菓子を売ってるとこもあります。ここのお菓子は安くていけます。私が好きなのはタルトというのでしょうか、直径70mm高さ25mmのパイの中にタマゴプ
リンのようなものが入ってるものです。1個70セントです。
KLの鉄道中央駅の近くに Brickfield という地区があります。昨日所用でそこに行ってきたんですが、マレーシアの妖しさを漂わせてるとこです。ここはどうしてかは知りませんが目の不自由な人がたくさん居て、建物に「全盲按摩」「Blind massage」と書かれてる看板がたくさんあります。それと華人経営の安宿もあり「平安旅社」「南洋旅社」なんていうのがあります。来たついでに道端のインド人のママストー(屋台です)でTehを飲んでいると、旅社から女の人が顔をのぞかせてこっちを見てるのでなにかなと思い私も女の人を見てました。やがて来い来いと手招きしてるのでそのときわかりました。ここの旅社は売春宿だということが。辺りの人もそれらしき女の人が歩いてます。実はこの Brickfield は思いで深いところで10数年前まだ学生のときに来たことがあります。シンガポールからマレー鉄道に乗ってタイまで行き、タイでお金を盗られて(正確にはT/C)帰りの飛行機がスバン空港発だったので日本人を見つけてはお金を借りてやっとこKLに辿りつきました。そして泊った宿が Brickfield にある YMCA です。YMCAに泊るお金もなくなり仕方なくスバン空港に行き、空港内で4日ほど寝泊りしました。することがないので滑走路を眺めてるとジャカルタ発KL経由成田行きのJALの飛行機がやって来て尾翼に映える赤い鶴のマークを見て涙を流したもんです。 無事に予約した飛行機に乗ることができ成田に着いたときにはポケットに500円硬化1枚しかありませんでした。うまくキセルをして当時住んでいたアパートに帰る事が出来ました。そのとき以来の Brickfield です。
3月にPower Mac G3を購入したのでそれ用のUPS(無停電電源装置)をJalan ImbiにあるImbi Plazaで購入しました。このImbi Plazaというのはコンピュータ関係のお店がいっぱいあり、秋葉原の縮小版マレーシアバージョンみたいなところです。話は戻りまして、購入したUPSを早速コンセントとMacに繋いで使用したところ、わずか10分で電源供給が止まりました。ヒューズを調べたが切れてる様子もないので暇を見つけて購入したお店に持っていくことにしました。3日後購入したお店にUPSと保証書と領収書を持参して行くと購入時に対応した店員がいなく代わりに太った華人女性がでてきました。このときこの太った華人女性の顔をみるなり猛者だなと直感しました。この太った華人女性に状況を説明するとUPSは10時間内蔵バッテリーの充電をしてから使用しなくてはならないといわれ(そんなことはないと思うが)、その店で充電をするから明日また来てくれといわれその日は帰りました 次の日にそのお店に行って太った華人女性を呼んで様子を訊くとこれは壊れてるといいました。壊れてるんだったら新品と交換してくれというと購入してから1週間過ぎるとダメといわれたが領収書をみせまだ1週間以内であることを確認させました。だから新品と交換してくれというと「買ったときの箱があれば交換できる」といわれ箱なんて後生大事にとっておかないので「箱は捨てた、それに俺は箱を買ったんじゃなくUPSを買ったんだ、保証書もここにある」と言ったが太った華人女性は箱のことを一歩も譲らないので「ボスを呼べ」と言っても「ボスは外出中だ」との返事(これは予想してました)、あまりにも頭にきたのでショウケースに蹴りでも入れようと思いましたがそんなことをすると犯罪になりますので止めました。これ以上要求しても埒があかず、それにこの太った華人女性の顔が美人とか不美人とかでなく本当に憎たらしい顔をしててこれ以上この顔を見たくないのでしょうがなく泣き寝入りしました。いまでもその時のUPSはその店にあります。当然ながら二度とこの店には行きません。もしこのときによい対応をしてくれれば次になにか必要なものがあったときはこの店に行くでしょう。というわけで私の小心者物語でした。ひとつ書き忘れました、UPSはRM380.0です。