マレーシアンTips(その3)

41. 裏の一面

警官ばかりでなく、一般企業内においてもいろいろ工作しながら私腹を肥やしてる人達ががいます。最も代表的なのが購買担当者と下請会社の関係です。やり口はいたって簡単です。業者に発注を出すから見返りをくれ、もしくは発注の際に見返り分を余計に払いその余計分を貰うなどです。銀行などでも支店長が融資の際に融資額の数パーセントを要求することがあります。小さなオーナー会社はオーナーが全てを仕切ってるので担当者はなにもできませんが、大きな会社はまず間違いなくアンダーマネーで裕福な暮らしをしてる人がいます。雇われ社長と経理担当者が仲がよい場合はもう好き勝手にやってます。で、そのお金を何に使うかというとマレー人の場合ですと車を購入、華人の場合ですと不動産購入、インド人だとビールを飲みに行きます。まあこれらはマレーシアだけに限ったことではなく全世界どこでもあるはなしです。
 


42. 肉骨茶(バクテー)

肉骨茶とは豚肉を漢方入りの独特のスープで煮込んだ物に野菜とか油揚げみたいなものが入ってる料理です。肉骨茶は普通はどこでも食べられる料理ですが、私が注文したものはなんと豚肉抜きの肉骨茶です。もともと肉類が嫌い(※)なので口にしません。ですがこの肉骨茶のスープは好きで、友人と食事に行ったりして肉骨茶のスープだけをライスにかけて食べてました。昨日は一人で晩御飯を食べに行き、なぜか無性に肉骨茶が食べたくなり、店のオヤジに豚肉抜きを注文しました。店のオヤジは長年肉骨茶を作ってきたが豚肉抜きは初めてだそうです。オヤジもなかなかいい経験をしたと思います。

※因みに、Tomは肉は大好きです。


43. 恭喜發財(Gong Xi Fa Cai)

「コンシーファーチャイ」と読みます。この時期チャイニーズニューイアーを控えてKLの街の至るところで垂れ幕、看板などにこの恭喜發財の文字が嫌でも目に入ります。そしてラジオや商店のスピーカーからは「コンシファーチャイ」を連発する「コンシーファーチャイソング」が鳴り響いてます。マレーシア全体はマレー人人口が最も多いですが、ことKLに関しては華人人口が最多です。KLは華人の街なのです。以前「おまけ」欄に華人は赤色を好むと書きましたが、まさに今は街全体が赤色で飾られています。

この時期は個人商店なでは小売値段が上がります。なぜかというと従業員にボーナスを払うための原資にするからです。一番顕著なのがヘアーサロン(床屋さん)です。12月にRM28だったものが、1月にはRM30になり、昨日ヘアーサロンに行ったら「チャイニーズニューイアー特別料金」と称してRM32になってました。

マレーシアにもお歳暮に相当するものがあります。一つはミカンです。ショッピングセンター内や住宅街近くの道路脇にこのミカン売りが出現し、ミカンの箱をうずたかく積み、お客を待ってます。ミカンは中国から輸入されたものでほぼ日本の温州ミカンに似てます。ひと箱の大きさは日本のミカン箱よりふた周りくらい小ぶりで、ひと箱だいたいRM30前後です。甘味は日本のミカンにはかないません。会社関係ではこのミカンを顧客に取引高に応じてお歳暮としてプレゼントしてます。貰った側の会社はこのミカンを社員に分けて配ってます。もう一つのお歳暮は正式名称はわかりませんが「お菓子バスケット」と呼んでいる、高さ1mぐらいで色付きセロファンでラップされたものの中に菓子やチョコレート、コーラなどが入ったものがあります。これは物にもよりますが一個RM150ぐらいします。

マレーシアは工場などを年中無休で稼動させることができます、たとえ旧正月期間中でも華人にとってはおめでたいが、他の民族にとっては何でもない日です。お金が欲しいマレー人やインド人は働きたがります。逆にハリラヤなどはマレー人のお正月なので華人やインド人にはやはり何でもない日であり、結構小遣い稼ぎで仕事をしてます。そう云うわけである民族がお休みでも、他の民族は仕事をするのはやぶさかでない場合が多く、工場はマキシマム稼動はできませんがミニマム稼動はできます。実際にもこの様に遣り繰りして稼動してる工場は沢山あります。


44. 日本と違う?携帯電話と銀行の通帳

今回久々に日本に入国していろいろな友人・知人に会って来ました。普段マレーシアで何気なく使ってるものを見せると面白がって見てたものに携帯電話と銀行の通帳です。携帯電話は「おもちゃみたい」という意見がほとんどでした。私が使ってるのはスウエーデンに本社があるEricsson社製 GA-628 です。大きさは長さ125mm、幅45mm、厚み20mm(スリムバッテリー)、重さ160g、受信待機時間約30時間です。日本の携帯電話に比べて大きく、性能は劣りますが唯一勝る点は日本と南北アメリカ大陸をのぞく世界中でなんの手続きも必要とせず(登録時のみ手続きが必要)使用することができます。知らない国に行って電話機を探し、いくらのコインを入れればよいのやら、どうダイヤルすればよいのやらなど迷うことなく使えます。なかなか便利で重宝してます。ちなみに携帯電話会社は maxis という会社です。「マキシス」と読んでも通じません、「メキシス」です。

一方銀行の通帳もやはり「こども銀行の通帳みたい」との意見です。私が持ってる口座は RHB BANK と PUBLIC BANK です。ちゃんとオンライン化されています。マレーシアの銀行の最大の特徴は同一銀行内の口座なら振込手数料は無料です。日本の銀行のように都市銀行、地方銀行などの区別がなくほぼ全ての銀行がマレーシア国内に全国展開してるので振込の際も便利です。ちなみに定期預金の金利は6〜6.5%です。


45. マレーシア政府の大盤振る舞い

今年のマレーシア政府は大盤振る舞いです。なんとなんと所得税が今年一年間は無税なのです。企業の法人税も無税です。景気を刺激させようとのことでなんと太っ腹なんでしょうか。そのかわりといってはなんですが昨日3月01日より高速道路の料金が値上げされました。私が普段使ってる Kesas highway はそれまでRM1.0だったものがRM1.2になりました。今回は事前に値上げのアナウンスがあったので料金支払いは問題ありませんでしたが、以前なんの前触れもなく突然値上げしたことがあり知らずに旧料金を支払いさっさと走り出すと料金所の女の子が騒ぎ、たまたまそこにパトカーが
通りかかり、そのパトカーに追いかけられたことがありました。そのときはなにごと起きたかとびっくりもんでした。


46. 日本脳炎

今セランゴール州の南隣のネグリセンビラン州で日本脳炎が騒ぎになっています。昨年はセランゴール州の北隣のペラ州で感染者が多数でました。ローカル華字紙を解読すると蚊が家畜の豚の血を吸って、その蚊が人間を刺し日本脳炎が感染するらしいです。ということは食肉用の豚は日本脳炎に感染してるのでしょうか?昨年からたびたびローカル華字紙の一面に「日本脳炎」とでかく書かれており、日本人として日本が悪いみたいであまり良い気持ちはしません。日本脳炎の予防接種を受けてない方は、マレーシアにお越しの際はくれぐれもご注意下さい。

蚊を媒体としてるものでデング熱とマラリアもあります。私の協力人も昨年11月にデング熱にかかり1週間入院しました。他にも野良犬がたくさんうろうろしてます。この野良犬達はほとんどが狂犬病にかかってるらしいです。日中はおとなしくゴロゴロ昼寝をしてますが夜になると活動が活発になり攻撃的になります。


47. 選挙

東マレーシア・カリマンタンのサバ州議会が解散してニュースでは選挙の話しで持ちきりです。3月2日に公示、3月12、13日選挙と新聞には書いてあります。サバ州、サラワク州は中央政府があるKLから地理的にも離れ、民族的にもカダサン族(首狩族の末裔もいます)をはじめ多数の少数民族が住んでおり、宗教的にもキリスト教を信仰するひとが多数いる、分離独立志向を持ったなかなか微妙な土地柄です。

マレーシアの選挙方法ですが立候補者の名前が書かれた投票用紙にしるしを付ける欄があり、投票するひとのところに×(バツ)を書きます。日本では○ですがマレーシアでは×なんです。なんか不信任投票みたいです。95年の総選挙のときはKL・セランゴール州のいたるところに選挙用ポスターが貼ってありました。で、このポスターは立候補者のポスターではなく政党のポスターだったと記憶してます。やはり一番目立つのが与党BN(バリサン・ナショナル)の地が水色で白い天秤マークのポスターです。ポスターのほか運動会で使う万国旗(判りますか?)の様に天秤マークを吊るしたものもたくさんあります。天秤マークが見たい方は今週来週サバ州にいくか、来年KL・セランゴール州でも選挙があるらしいので是非見に来て下さい。   


48. 葬式

親族が白いTシャツを着て腕に黒い腕章をつけて棺の前でお経らしきものを唱えてました。ホンコンみたいに「泣き女」がくるかと予想してたんですが来ませんでした。なくなった方は85歳の高齢で天寿をまっとうしたので葬式の雰囲気は和やかでした。帰り際に華人式が判らなかったので日本式に遺体にご冥福を祈りました。「一見發財」といって天寿をまっとうしたひとの遺体を拝むとお金持ちになると言われてます。日本で霊柩車を見るとなにかいいことがあるのと同じみたいです。


49. ホテルの価格

中級クラスのホテルは入り口の目立つところに価格表を貼り出しています。中級クラスとはだいたいシングル一泊RM100前後を指しますが、中級クラスといっても日本の狭いビジネスホテルに比べればはるかにくつろげます。価格表を見ると「RM100 net」とか「RM88++」とか書いてあります。「RM100 net」は税・サービス込みの価格です。「RM88++」というのは料金RM88のほかに税・サービスが別途15%加算される意味です。今年は所得税は無税ですがこれらのサービス関連の税金は無税ではないみたいです。ちなみにKLIAの空港税も無税ではありません、RM40です。

五つ星クラスのホテルを利用する場合は市中の旅行代理店を通すと大幅なディスカウントを得られる場合があります。 半額までとはいかなくとも3分の2くらいの料金になるでしょう。料金を訊くだけならタダなのでどんどん利用しましょう。ちなみに Regent Hotel は月曜〜木曜はRM380 net 朝食なし、金曜〜日曜は RM233 net 朝食付きです。これは実際に旅行代理店に行って調べてきたものです。


50. 白バイ軍団

土曜日の午後ほどよい渋滞の Jalan Tun Razak をKLに向かって車を運転してたところ後ろから10台ぐらいの白バイ軍団がサイレンと供にやって来ました。それまでぎつばたしてた渋滞があれよあれよとセンターに1本の車線ができ、その後から数台のベンツがやって来ました、たぶん王族か政府高官です。このようにVIPがやってくることは頻繁にあります。昨年のコモンウエルゲームの閉会式に会わせてイギリスのエリザベス女王が来馬時はところどころ道路が封鎖され、通れる道路を探しながらの渋滞で普段30分でつくところが2時間かかったこともあります。 


51. 日本脳炎2

日本脳炎がネグリセンビラン州で深刻なようです。今朝の新聞のトップ面をみると37人が入院して17人死亡と書いてありました。ネグリセンビラン州に隣接してる州では豚の移動を禁止してるみたいです。豚肉の好きな華人たちも最近では豚肉を食べるのを自粛してるようです。養豚農家も感染の恐れのある豚を始末したりして打撃を受けてます。ちなみに私の蚊への対策ですが、夜は部屋の中が白くなるくらい蚊取り線香を大量に燃やして蚊を追い払ってます。おかげで夜は煙で目がしょぼしょぼして涙目になります。 


52. 美人の産地、イポー

KLの北200kmのところにイポーという市があります。ここは美人の産地として有名です。日本の秋田、タイのチェンマイ、マレーシアのイポーとまではいかなくともマレーシア国内では有名です。地図をみるとお分かりですが後ろに山脈がひかえており、そこから流れ出る水がいいらしいです。KL市内で働いてる女性に出身地を訊くと、確かにイポー出身者は比較的に綺麗な女性が多いです。本場のイポーはどうなんだろうと実際に行って見ましたがKLとなんら変わりません。多くがKLにやって来るみたいです。

地方出身の彼女たちはKL都心の南東部に Pandan indah、Pandan perdana、Pandan jaya、Taman maruliという隣あってる地区にたくさん住んでいます。この地区は住宅街で都心に近く家賃も安いからです。KLで働く女性に「どこに住んでるの、Pandan indah ?」と訊くと「なんで知ってるの?」という応えがよく返ってきます。ちなみに体重も訊けば教えてくれます。


53. 両替屋

ホテルでの外貨とマレーシアリンギットの交換レートは悪いです。銀行などより市中の両替商のほうがレートがいいです。Sungei Wang Plaza の中にも何軒か両替屋があります、微妙にレートが違いますので見比べて下さい。以外と盲点なのはホテルの中にあるお土産物屋さんです。両替屋が閉まってる場合はトライしてみましょう。市中の両替屋と似た程度のレートで交換してくれますがこれが本職ではないので大量両替はできません。5万円くらいまでが目安でしょうか。


54. 食事の支払い

belanja makan (ブランジャ マカン)という言葉があります。これは「食事をご馳走する」という意味でタダ飯にありつけることです。普通は言い出した方がお金を払いますが逆に払わされる場合もあります。「My belanja」と言えば「私の奢り」となり、「You belanjame ?」と訊くと「奢ってくれるの?」となります。英語とマレー語が混ざった変な会話ですが、私は普段こんな会話をしています。

話しは戻りますがマレーシアでは食事の支払いは割り勘ではなく誰かがまとめて払いその場は終了になります。次の機会は別なひとが払うという具合になってます。マレーシアに来て一人で飯を食べるときは当然ながら自分払いですが、誰かと食事の時はいっつも払ってもらってます。払った記憶がありません。飲み屋のおねえちゃんと食事をしたときも、会社のローカルスタッフと食事のときもお金を払おうとすると「ここは私が払うから」といわれお言葉に甘えています。


55. マレーシア英語

マレーシアで使われてる英語についてです。マレーシアでは英語が広く普及してますが初めて来た方にはマレーシア英語が理解できないと思います。発音で一番大きく異なるのは th の発音です。例えば one tow three は「ワン トゥー スリー」と学校で習いましたがこちらでは「ワン トゥー トゥリー」になります。thinkは「ティン」、anythinkは「エニティン」、motherは「マダー」、fatherは「ファダー」になり h を省いた発音です。語尾の k は無声音になり、マレー語と同じよう様に語尾が ng、 tも無声音になります。th の入った別の単語 bath、both は「バフ」、「ボーフ」と発音してます。一方 wh の入った単語は when、where、what は「ウエン」、「ウエー」、「ワッ」と発音してます。やはり h が抜けてます。love、leave は「ラフ」、「リーフ」けれど verry は「ヴェリー」です。こんな感じの英語を使ってます。


56. 通勤時の服装

マレーシア人の通勤時の服装は会社に制服または作業着がある場合はそのまま会社の制服で通勤するひとがほとんどです。よく目立つのが看護婦さんです。以前 Pantai Medical Center の脇を通って通勤してたんですが、毎朝夜勤明けもしくは出勤途中の看護婦さんの白衣姿が見ることができました。KLの街中で目立つのは化粧品売り場の店員さんです。ブランドごとに制服が違うのでお昼過ぎのコーヒーショップで、お店の閉店後の帰宅時に「このひとは SHISEIDOの化粧品売り場だな」と一目瞭然です。街中で一番目立つのが中華レストラン「Esquire Kitchen」の店員さんです。緑のチェック柄の制服なので、ほんとうにどこにいても判ってしまいます。


57. ホタル

KLの北西の方向に1時間半のところにあるクアラセランゴールにホタルを見に行ってきました。RM40.0を払い、マングローブに囲まれた沼とも川とも思えるところを手漕ぎボート(専属の手漕ぎ人付き)でいくとやがて目が暗闇に慣れホタルの仄かな光が見えてきました。1匹や2匹ではありません、10匹や20匹でもないです。話しによると数百万匹のホタルだそうです。165,392匹までは数えたんですが、そこからは数え切れませんでした。マングローブの木にびっしりとホタルがいて不思議なことにみんな同じ周期で光を発してました。そんな光景が500mぐらい続き、ホタルを捕まえられるぐらいまでボートが木に近づきます。木に停まったホタルを見て目を天に向けるとオリオン座が雄大に輝き、ときたま稲光も参加してとても幻想的な世界です。

いつ行っても見れるものでなく天候と月の具合によって変わります。その日は三日月で、ちょうど月だけを雲が覆ってて絶好のホタル日和でした。長袖を着ていったので被害はそれほどでもなかったですが、蚊もたくさんいるので防衛策が必要です。名物ホタル饅頭があり、饅頭の中がピカピカ光ってました。というのは冗談で簡単な売店と食堂があり、ボート漕ぎのひとも土産物の押し売りは一切しません。


58. 交通違反

交通違反で警察に捕まってしまいました。毎日通る道で、そこでよく警察が待ち伏せしてるのを知ってたんですが何の取締まりをしてるかは気づきませんでした。片側2車線の道路で信号があり、左側車線は直進のみ、右側車線は直進または右折することができ右側車線は混みがちです。マレーシアの運転常識として、たとえここで右折するにしても混んでる右側車線に並ばず空いてる左側車線から信号を右折したほうが早く行けます。で、右折したところ待ってましたとばかり警官がこっちに来なさいと合図をしてきたので最初はなんのことやら判りませんでした。

免許証を見せ警官がマレー語で話しかけてくるがよく伝わってない様子を察知して「ジャパニーズ kah ? コリアン kah ?」と尋ねてくるので「ジャパニーズ」と応えそれからは英語でのやりとりです。「違反切符をきるとRM300払わなければならないが、ここで解決することもできる」と持ちかけてきたので値段を尋ねるとRM200とのこと、値切り交渉のスタートです。RM50まで値切りたかったんですが「今日はオフィサーが来てるからダメだ」というわけの判らない言い訳でRM100で手を打ってきました。もしぺらぺらにマレー語が話せたらRM30まではいけます。なかなかおいしい商売です。ちなみにお金を渡すときは警官の手が車の窓越しに中に入ってきますので、その手にこっそりと渡します。見えるように堂々と払うと警官が怒っちゃいます。ちなみに「違反切符」のことをマレー語で「サマン」といいます。 


59. マレーシアの国家体制

マレーシアの国家体制は立憲君主制です。元首の国王がいて政治の実権は首相が握ってます。この国王はジョホール、ネグリセンビラン、セランゴール、ペラ、クダ、プルリス、パハン、トレンガヌ、クランタンの九つの州の各サルタンの5年ごとの持ちまわりとなってます。この度新国王の選出がありセランゴール州のSultan・Salafidin・Abdul・Aziz・Shah・Alhaji・Ibuni・Almarhum・Sultan・Hishamdin・Alam・Shah・Alhaji氏が就任することになりました。街中、ハイウェイなどに就任を祝う看板が飾られています。この方は年齢が73歳ですが、次期王妃となる彼の奥さんはまだなんと27歳です。たしか昨年11月に結婚したばかりの新婚ほやほやです。羨ましい限りです。


60. 注意!車の購入

KL在住の日本人の方が中古車屋さんで車を購入して即金で全額払い車を所有しました。ですが前の持ち主が車のローンを払っておらず、そして中古車屋が前の持ち主との処理をしておらずファイナンス会社からこの車を差し押さえられてしまいました。中古車屋の不手際か意図的なものかは定かではありません。また別の話で日本の方が旅行でマレーシアにやってきて、マレーシアを気に入り頻繁に来るようになりました。車があったほうが便利なのでこちらで知り合ったローカルの人に相談したら外国人の個人名義では車は購入できないとのこと。そこで知り合ったローカルの人の名義で車を購入して、お金は日本の方が全額支払ました。暫くしてこのローカルの知り合いの人がこの車の所有を主張しました。この日本の方は話し合ってもダメだったので裁判所に訴えようとしましたが、車の登記簿にはどこにもこの日本人の方の名前は載ってませんので訴訟を起こしても勝ち目はありません。泣き寝入りです。


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