マレーシアンTips(その11)

※ここに出てくる私は、Tomではありません。【簡単マレー語講座】を運営している岡田さんです。

201. メロンパン

マレーシアにもメロンパンがありまして昨日スンガイワンプラザで見つけて2個買って食べました。味は日本のものと同じです。大きさは直径9cmで1個RM1.0です。表示はちゃんとMelonpanと書いてあります。スンガイワンプラザのGフロアの奥のほうにあるショーケースだけ出してるパン屋さんです。そして2ndフロアにいくと今の流行りのゲームはダンスダンスレボリューションです。いま学校は休み期間中のこともありダンスダンスレボリューションの周りは黒集りです。

202. 縦列駐車

昨晩車を運転して夕飯を食べに行きました。ちょうど一台分の駐車スペースが空いていたのであまり好きでない縦列駐車(好きでないだけでちゃんと出来ます)をして飯を食べに行きました。食べ終わって車に戻ると車の前後にきっちりとバイクが停めてあり、それも一台や二台でなく合わせて十台くらいのバイクが。運が悪いことにスヌーカーセンター(ビリヤードみたいなもの)の前に自分の車を停めてしまったのです。このバイクの持ち主はスヌーカーセンターに居るのは判っているのでスヌーカーセンターのドアを開けて大きな声で「外のバイクどけてくれー」と叫んでも誰一人やって来ないので、しかたなくバイクに蹴りをいれながら一台一台どかしてやっと車が出れるようになりました。たまたま雨が降ってなくて良かったです。

203. マイウェイ

先ほどまで階下の住人がカラオケをして楽しんでいました。自慢げに英語の歌を唄ってました。それはそれでいいんですが、いつ聴いてもどこのカラオケ屋でも同じ英語の歌が聞こえます。レパートリーが少ないのです。「マイウェイ」を筆頭にせいぜい彼ら(マレーシア人)のレパートリーは10数曲ぐらいでしょうか。揃えてる曲数は分厚い歌本なのでたくさんあります。同じ曲ばかり聴いていると飽きるので彼らに精進して欲しいです。ちなみにマレー語の歌になるとレパートリーはもう少し増え20数曲ぐらいでしょうか。北京語広東語の歌のレパートリーになりますとぐっと増え知らない曲もちらほら流れます。日本語のカラオケになると知らない歌ばかりです。これは単に私が浦島太郎なだけです。

204. 中華レストラン

最近KL、セランゴール内に小奇麗で気軽に立寄れる中華レストランがあちこちで開店しています。店の名前が「北京小食」「上海小食」「美心小食」だったりします。中華料理は北京料理、上海料理、広東料理、四川料理と大きく四つに分けることができると頭の中にありますが、「北京小食」では北京料理が「上海小食」では上海料理が食べれると思いきや、メニューはほとんど同じなんです。なので餃子もあれば麻婆豆腐もありマンゴデザートもあります。ですがKLでの中華料理といえばオーバーシーレストラン(漢字は海外大飯店?)やタイトンレストラン(漢字は大同龍○飯店?)よりエスクワイヤーキッチンです。これは中華料理のチェイン店で有名ショッピングセンターにあります。スンガイワンプラザの1stフロアにもあります。マレーシア在住の方の中にもエスクワイヤーキッチンのファンが多勢いると思います。メーリングリストでも一時話題になりました。私が好きなのは陽春麺というものです。値段は食事のメニューの中で一番安くRM2.6です。この陽春麺は乾麺のうどんみたいな麺に塩味の透明スープに菜っ葉が入っただけのものです。日本でいうかけそばかけうどんの類です。この陽春麺に小皿に盛られた豆板醤、千切り生姜、チリを適量加えて食べるのが好きなんです。この陽春麺を注文すると必ず店員が広東語で何かを言ってきます。何を言ってるのかは判らないのですが何をいいたいのかは判りまして「これは麺とスープだけで具が入ってないよ」と言ってるのです。すかさず私は「I know kosong」というと店員は納得して引き下がります。そしてエスクワイヤーキッチンのチャイニーズティーは何杯でもおかわりできるのでお徳です。ちなみにkosongはマレー語で「零」です、そしてもう一つの意味は「なにもない」です。麺の中に具がないのでkosongになります。

205. 交通違反

交通違反で捉まったときどう対応するか? 一番大事なことは自分の財布の中のお金を素早く座席の下に隠して、中身をRM20.0とかRM30.0ぐらいにしてから警察官との交渉に挑みます。「いくら払えるか?」「いくら持ってるか?」と尋ねてきますのでRM20.0しか入っていない財布を見せればRM20.0で妥協してくれます。なのでこのときの為にRM10紙幣を2、3枚財布の中に常に用意しておくことをお勧めします。ですがそのときに乗ってる車、その人の容姿、服装にもよりますが金持ちそうに見える人からはたくさん獲ろうとするのでRM20しかないと逆に違反キップを切られてしまうかもしれません。私の知り合いで従業員100人くらいの工場の社長がいまして、普段は会社の作業着を着きています。車は日産セフィーロ3.0です。あるときスピード違反で捉まり、その時は「俺はただの運転手でこれからボスを迎えに行かなければならないんだ」といって見逃してもらったそうです。日本人の場合ですとひたすら言葉が判らない振りをすると警官も諦めてくれる場合もあるようです。ですがこの場合も逆にどこかに連行されるかもしれませんのでご注意ください。

206. シートベルトの着用率

普段ここでマレーシアに対しての小言みたいなことばかり書いていますがいいこともあります。それはシートベルトの着用率です。一般車両では90%ぐらいの着用率だと思います。(信号待ちや渋滞のとき暇なので対抗車線を眺めてました)これは日本にくらべるとはるかに高いのではないでしょうか。一般車両のシートベルトの着用率は高くて宜しいんですが逆にトラック等の営業用車両は5%ぐらいの着用率です。こちらはお寒い限りです。新聞によく交通事故の死体の写真が載っているのは怖いもの見たさと安全運転への啓蒙もあると思います。ちなみに私もきちんとシートベルトを締めています。助手席に乗る場合はシートベルトを締めたほうがよく眠れます。

207. マレーシア人のなにげない仕草

ストローがささった飲み物がくると、そのストローの口をつける側を指で塞いで、ストローの中の飲み物を捨てる。ストローの中のゴミや汚れを流すためだそうです。

208. ハリラヤ

今週末(1月)の8日土曜日、9日日曜日とハリラヤになります。モスリム達の断食明けのお祭りです。今年はハリラヤが2度ありまして、今週末と今年末です。ハリラヤは多くの人がbalik kampung(バレッカンポン、帰省)します。そしてオープンハウスといって親戚、知人、友人を家に呼び寄せてご馳走します。ちょうど日本の年始回りみたいなものです。

209. 久々のJalan Bukit Bintang

昨日久々にJalan Bukit Bintangに行ったのですがえらく変わっていました。Lot 10からStar Hillまでの以前は歩道だったところがいつのまにやら全て屋根付きオープンスタイルのカフェになっていました。(屋根付きの場合オープンカフェといってもいいのでしょうか?)Bukit Bintang界隈は頻繁に行くのですが、私の場合は表通りを歩かず、人ごみの少ない裏通りを歩くので、歩道を工事してたのは知っていましたが、たんにタイルをおしゃれなレンが風にでも換えるものかと思っていました。日本のことで浦島太郎状態なのですが、KLでも浦島太郎になりつつある自分が寂しくなりました。けどいっぱい新しいショッピングセンターが出来てますが、やっぱりスンガイワンプラザがいいです。ちなみにこのオープンカフェを作った費用はRM1,000,000だそうです。

210. コンドミニアムの不思議

なぜか夜中の2時、3時に大工仕事をしてる人がいます。それも一番音が響く鉄鎚で壁に釘を打つ音です。今まで住んだコンドでは必ずこんな人が存在しました。なんで昼間に大工仕事をしないのか不思議です。

211. 海鮮料理

昨日の夕飯はこの下に書いてあるKent Leeとその他二名とポートクランにある海鮮料理を食べてきました。海に突き出たとこに建物があり、潮の香りがするシーフード中華料理屋です。こう書くとなかなか洒落たところに思えますがそこはマレーシア、板張りの日本の浜茶屋のような料理屋です。昨日は日曜日で旗日でしたのでたくさんの人出があり、夕方6時に着いた時点で席は無く、30分くらい待ってからようやく座れました。7時半くらいには席に着いてる人より席を待ってる人のほうが多いくらいそれくらい繁盛してました。食べたものは海老、魚、イカ、そしてメインのカニです。カニはブラックペッパー炒めで美味かったです。こういうところでよく目にする光景ですが、お客さんが配られた皿や箸などをティシュで拭いています。これは皿や箸が汚いからとかよく洗ってないからなどの理由からです。いつもこの光景を見ると逆にティシュは思うほど清潔なのだろうか?と疑問を持ちます。幸ながら私は食中毒にはなったことはありません。久々にKent Leeの運転する車に乗ったのですが、運転はローカルそのものでした。

212. ハリラヤ期間中のKL

ハリラヤ期間中のKLはどんなんだろう?さぞや賑やかなのだろうか?と思っている方もいると思いますが、大して普段と変わりません。確かにマレー人の姿は少ないです、皆さんが帰省してるためです。一方華人達にとっては全然関係のない普通の休みなので買い物に出かけ、スンガイワンプラザは人でいっぱいです。マレーシアにはインドネシア人やバングラデシュ人の外国人労働者もいますが、彼らも大部分はイスラム教徒です。工場で働く彼らは工場が休みなのでお休みをもらってハリラヤのお祝いをすることができますが、可哀相なのは華人食堂で働いてるモスリムの外国人労働者です。先に書きましたが、華人たちにとってハリラヤは全然関係ないので食堂もフルオープンです。そうすると彼らモスリム外国人労働者もフルで働かなければなりません。その代わり来月の旧正月にはお休みをもらって3週間遅れのハリラヤをお祝いします。

213. ワサビ

先日、五つ星を超えて六つ星のホテルと一部で言われてるサンウェイラグーンホテルで食事をしまして、ちょっと怖かったんですが生牡蠣を食べました。一緒に行った連れはよせばいいのに生牡蠣にチリをかけて食べました。そしたら生臭さが倍増してとても食べれる代物で無いということでした。ワサビがあったのでワサビをつけて食べると臭みが消えて美味いと教えてやったら、美味かったみたいです。そこで思ったのですが日本人は体臭の少ない民族です。これは長年ワサビを食べてるから臭みが少なくなったのかなと思いました。そうするとマレーシアには体臭のきつい人がたくさんいますので、その人達にワサビを毎日食べさせると体臭が和らぐんじゃないかと一人でマジに考え込んでしまいました。

214. 歯医者

先週金曜日思い切って歯医者に行って治療してきました。結論から言うとマレーシアの歯医者さんは良いです。歯医者は近場のとこに行ってきました。以前からその歯医者をチェックしてました。ショップロットの二階にありまして、階段入り口は普通のコンクリートの階段です。階段を上り歯科医院の入り口に着くとガラス張りの小奇麗な待合室が見えます。恐る恐る中に入ると一人の華人女性が受付で暇そうにしてました。患者はだれもいないみたいです。「どうした?」と訊かれ「歯が痛い」と返答して受付にパスポートを渡します。この華人女性は笑顔もなくつっけんどんな感じでした。しばらくすると中に入れとのことで治療室に入ります。治療室の中は診察台が一つでこじんまりしてますが、まだ新しく清潔に感じられました。歯科医はまだ30歳ぐらいの若い人でした。診察台に横になり自分の歯の具合を説明します。右の下の奥歯と上の奥歯が痛かったのです。この右の下の奥歯は以前ここでちらっと書きましたが、ポップコーンを食べていたら調子にのってはじけてない硬いコーンを食べて、それで歯が欠けて大きな穴が開いたとこです。で、この歯は詰めたほうが良いとのことで早速あの削る器械が登場して削り始めました。やはり削るのは痛いです。そして詰め物をしてこの歯は完了です。そして鏡を渡され詰め物をした歯を確認して、次に歯が汚いからクリーニングしたほうが良いとのことでクリーニング開始です。クリーニングが終わると新たに別に3箇所歯の付け根の虫歯が発見され鏡を渡されて説明してもらいます。そして治療終了です。終了するとまた鏡を渡されて治療結果を説明します。こんな感じで治療前、治療後に鏡を使って自分の歯を観察しながら説明してくれます。上の奥歯は見た目に問題ないので今回は見送って、痛いようだったら再度来てくれとのことです。日本の歯医者は時間に追われて、1本の歯を治療するのにも何回も通ってやっと終わるというのが印象ですが、ここでは悪いところは1回で全部治してくれて良かったです。要した時間は40分、費用はRM195でした。この治療はいくらこの治療はいくらと明朗会計でした。ここの歯医者さんの営業時間は9時〜13時、15時〜17時、19時〜21時と夜の9時まで開いています。そして日曜日も休まず祝日だけお休みです。ちなみにこの歯医者さんの隣に、電話番号03-9571111のSUN LIGHT TAXIの本部があります。もうひとつちなみに私は乳歯が27歳のときまで抜けないで1本だけ残っていました。死ぬまで大事にしてギネスブックに載ることを夢見てたのですが、27歳のときにぐらぐらしてきたので歯医者に行って抜いてもらい差歯を入れました。

215. マレーシアの医療

昨日も書きましたが、先日歯医者に行ってきました。1回の治療で合計4本の虫歯を治すのは日本では到底考えられないと思います。そこでふとマレーシアの医療について考えてみます。といっても私は専門ではありませんのでお茶を濁す程度です。マレーシアには日本の健康保険、国民保険に相当するものはありません。なので病院等で治療した場合には全額負担になります。当人が会社員である場合の医療費は全額会社負担になります。但し、歯科治療は全額個人負担になります。そうなると会社勤めをしてない人が病気になったとき、貧乏な人は病院にも行けないことになります。けれどそういう場合の為に国営のジェネラルホスピタルというものがあります。ここの治療費は安いです。風邪をひいて注射を打って薬をもらって合計RM3ぐらいだそうです。以前もちょっと書きましたが、普通の出産分娩ですとRM16ぐらいだそうです。私立病院だと出産分娩はRM3、000〜RM4、000ぐらいなので、相当安いです。これもやはり但しが付きまして、出産後数時間休んだ後に母体が健康な人はその日のうちに退院しなければなりません。みなさん自分の足で歩いて帰るそうです。母は強しです。医療レベルに関しては一般的な治療は日本とさほど変わらないと思います。マレーシアの病院で入院して手術した日本人を何人か知っていますが、みなさんちゃんと退院して元気に働いています。今ふと思いついたのですが、日本で歯医者に通っていてもなかなか治療が終わらない方は、思い切って観光がてらマレーシアに来て、歯の治療をして帰るというのも妙案だなと思いました。これだと2泊3日で充分です。旅行保険で歯科治療もカバーできるものに入っていればなお良しです。

216. 中華学校

マレーシアには華人用に中華学校というものがあります。小学校ですと「〜中華小学校」と中学校ですと「〜中華中学校」と漢字でかいてあります。いわゆるチャイニーズスクールです。そのへんどこにでもあるように思っていましたが、中華中学校はマレーシア全土でたったの60校しかないそうです。そのうちKLには4校だそうです。この60校の他に新設は認められず、もしどこかの学校で生徒数が減り閉校になった場合は59校になり、どこかの学校で経営危機になり閉校すると58校になります。なので華人達は自分らの母校を維持しようと出身校によく寄付をしています。先日私にも寄付をしろと言ってきましたが、なんの言われも無いので断りました。


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