KLの観光スポット

KLIA(Kuala Lumpur国際空港)


 '98年6月30日、遅れに遅れていた新空港が開港しました。アジアでも有数の規模を誇るこの空港は、B747が離着陸出来る滑走路が4本出来るそうで、成田なんか問題にならないほど大きく、総面積ではデンバーに続いて世界で2番目の規模だそうです。周りは広大な土地とパーム椰子のジャングルです。

 早速出張で、6月30日に利用しましたが、まずはペナンからの出発が45分遅れ、な、なんと、KLIAに着いたはいいが、ゲートがアサインされていないとの機長からのアナウンスがあり、コンコースの上に止まったまま40分以上も待たされました。この日は帰りもコンピューターのシステムの過負荷で発券業務がスムーズに行かず、チェックイン・カウンターが大混雑!!しまいには、券売機まで壊れてしまい、手書きでの発券となりました。

 尚、この混乱も数週間で収まり、今は問題なく動いているそうです。開港当時の混乱時でも、その後オープンした香港の空港の混乱も凄かったので、逆にKLIAの混乱なんて全く目立たなくなってしまいましたけどね。


 この空港は、成田の第2ターミナルを設計した黒川紀章が設計したそうで、中の雰囲気が成田空港によく似ています(関空にも似ているという話も聞きます)。チェックインカウンターなんてそっくりだし、駐車場の作りまで似ていたりします。ちょっと大きすぎて、閑散とした雰囲気になってしまいましたが、、、


 KL市街までは、延々60kmもあるのですが、一般的な足はタクシーしかなく(常連さんは、バスやKTMを使って行くという方法もありますが、、)、車の屋根にへんなドーム上の飾りが着いた専用タクシー(LIMOという専用ナンバー)で行きます。タクシーの種類も2種類あって、何も言わないと、リムジン・タクシーと言ってちょっと割高なタクシーになってしまいます。リムジンじゃなくても充分なので、タクシーチケットを買うときは「ノーマル・タクシー」と言いましょう。因みに、KL市街までRM20位違います。尚、国際線の出口、税関を超えて、お出迎えの人達が待つ最後の扉を超える直前の後ろ側に、タクシー券カウンターが有りますが、ここではリムジン・タクシー券しか売っていないそうです。安くあげたかったら、ここを出て、右側に行くと国内線の出口の前にもタクシー券カウンターがあるので、そこで買いましょう。



 国際線の出口付近、沢山のお出迎えの人達で賑わっていますが、待ち合わせの時には、このB看板を目印にすると判りやすいと思います。如何にも「人が会っているような絵」が描いてあるので判るでしょう。

 昔のスバンの空港では、狭い出口付近に沢山の出迎えの人達が群がっていたので、如何にも南国の都市の空港という情緒で、このままあの扉に向かっていくと、食われちゃうんじゃないかという錯覚を覚えたこともありましたが、今ではこんな立派で綺麗になってしまい、南国の空港だなんて全然思えなくなってしまいました。



 夜のKLIA。ライトアップされて、とっても綺麗です。

 尚、KLIAの中の様子は、このURLに詳しく載っています。

http://metro.thestar.com.my/klia/merge_level.htm


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