異国でのCカード取得(Diving)日記

7回目(1998年3月8日)、海洋実習(1) 初めてのパヤ島で写真もふんだんです。



 待ちに待った海洋実習、いざパヤ島へ。。。朝8:00にPYC(Penang Yacht Club)に集合しジェットボート『Casanova』に乗る。Penangに2年住んでいるが、こんなところに船舶の停泊場があるとは思わなかった。尚、このPYCの隣にはフェリー乗場が有り、ここからランカウイなどに行ける。パヤ島には毎週日曜日に直行便があるようだ。

 荷物を詰め込み出発。ランドマークのコムタがどんどん小さくなり、ペナンの街並みが遠くなって行く。普段見れない角度からの風景も、また違った趣が有り新鮮である。

 ペナンを出発してから約1時間と30分、パヤ島が見えてきた。道中は『Casanova』が35ノットのスピードでかっ飛ばして海上を進んでいたので、風が心地よく波も問題ないレベルで、今回の乗客乗員の中で船酔いした人は誰もいなかった。


 これがパヤ島だ。。。遠くにビーチが確認でき気持ちも高ぶってくる。以下の写真にて、しばしパヤ島の風景をお楽しみください。
 パヤ島は、ペナンの近辺、マレーシアの海岸側では唯一と思われるダイビングの出来るスポットである。砂浜のすぐ近くでも魚が見え、子供達はこの砂浜に放しておけばシュノーケリングをやりながら魚と戯れることが出来るのでとても喜ぶであろう。また浮島(写真右上)には海底展望室があり、泳げなくても海中の魚や珊瑚礁を見ることが出来る。


 桟橋に着くと休む間も無くすぐに機材の準備。海洋実習1回目の我々も特に講義を受けるわけでもなく、他のダイバーの見よう見まねでタンク、BC、レギュレーター等を装着し船の中に入れる。ウェットスーツやブーツなどもこの場で付けて再び船に乗り、島の西側の岩場に移動。。。いよいよ海中へ
 最初使ったBCが空気漏れするトラブルはあったものの、45分間の水中散歩を楽しむ。自然が相手の海中なのでプール実習の時よりも若干緊張したが、それをあっさりと打ち消してしまうほどの魚の数と種類の多さに圧倒され、本当にScubaをやって良かったという気持ちになる。

 海中にデジカメを持っていけないので写真をお見せすることが出来ないのが残念であるが、ゴールデン・フィッシュ、フーパー、トランペット・フィッシュ、レッド・スナイパーなどなど、、、まさに天然の水族館。今度、使い捨ての防水カメラを調達しようと思っているので、その時は是非、画像でレポートします。魚の名前を覚えなければならないという課題もありますが、、、

 海洋実習と言っても、特にレクチャーを受けたり何かの練習をしたりすることは無く、インストラクターのJeffといっしょにパヤ島の海中散歩をするだけだった。午前中の1本目は約70feetの深さまで潜った。途中海流の層が有り、冷たさも体験できた。午後の2本目は約50feet位の深度。パヤ島のガイドブックで有名な浮島の近くを潜ったが、本当に本当に多くの魚が群れを成していた。面白いところでは、浮島の海底展望室の人間達をガラス越しに見ることも出来た。2本の潜水を完了しパヤ島を離れる時には、カジキが水面をジャンプして我々の海洋実習1回目の成功を祝ってくれた。

 最後に、見よ、これがShopの用意してくれた昼食! ビニール袋に入ったチキンカレーとライス。箸もスプーンも無いので、マレーシア式に手で食べた。2年前にローカルメンバーの結婚式に出席して以来の体験。こういう形で食す飯もまた美味しい物である。
 帰りのボートの中では燦燦と照りつづける太陽の下、デッキで昼寝をしている人も多く、皆心地よい疲労感を味わっているようだった。ジェットボートのスピードで風が涼しく気が付かなかったが、やはりマレーシアの直射日光を1時間半以上も浴びていたので、結構日焼けしたようで、今、顔と手足がヒリヒリする。

 以上、1回目の海洋実習、パヤ島のレポートでした。



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