異国での育児日記

【第25回】久々の予防接種

2000年6月2日

 今日は麻しん(はしか)の予防接種を受けに行った。1才を過ぎたら受けるよう言われていたのが、風邪をひいたりなんだかんだで受けそびれていた。ちょうど日本から母が来ているので、一緒に行くことにした。

 最近のかかりつけはドクター・ラウのクリニックだが、ここで予防接種を受けるのは初めてである。一応電話を入れてから行ってみると、いつものようにすいていた。受付を済ませ、座って待つことにする。と、ここでハプニング発生。ソファーに自分でよじ登って座った星奈が、バランスを崩して頭から床に落っこちたのだ!ソファーがふかふかだったのである。ああ、真ん中に座ればよかったものを、よりによって端っこになんて座るから。星奈は大泣きしている。多分痛さより驚きの方が大きかったのだと思うが、しばらくの間泣き続けていた。これから注射だっていうのに、と不安になってくる。

 ようやく落ち着いた頃、名前を呼ばれた。中に入ると先生が「お尻に注射をするからベッドにうつぶせに寝かせて」と言う。そして「オムツを下げて、お母さんは腕を、お祖母ちゃんは足を押さえて。」と言われ、暴れるのを覚悟して力一杯押さえつけた。いよいよ注射である。1年振りの注射だ。しかもお尻は初めて。ママも緊張してきた

 先生がブスッと刺した・・・・が星奈は無反応。あれ?針を抜いてからも全然泣かない!えーっ?泣かないのー?えらーい!先生も「強いねー、ボク。」と誉めてくださった。(さっき女の子だって言ったのに・・・)

 ケロッとしている星奈には拍子抜けしたが、とにかく無事に済んでホッとした。母曰く「最初の(頭を打った)ショックが大きかったんでしょ。」とのこと。なるほどー、でもどっちにしてもイタイ思いをして泣いたのね。次回は1ヶ月後。また次も頑張りましょう!

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