異国での出産

【第5話】結局、日本で出産

主人公はTomの妻君「ママ」ことMayuです。(文中の、私=ママ

 6月の初旬、パパの運命が決まった。。。ペナンからKLへの現地間異動。何と異動日は7月16日付けとのこと。。。いくらパパにマレーシアナイズされた私と言えども、初めての土地で、頼れる身内がパパしか居ない状態(このパパが一番頼りにならないのだが、、、)での出産は、相当なプレッシャーである。でも、パパが待ちに待った異国での出産、、、こうしてWeb Pageでも大々的に宣伝してるし、、、散々悩んだ結果、結局は日本に帰って出産することにした。初めてパパに気持ちを打ち明けたときは、帰宅途中のペナンブリッジの上から携帯電話で散々言われたが、今回だけは譲れない。。。でもパパも家に着く頃には、すっかり納得したようで、私が出産で日本に帰っている期間の「にわか独身生活」を夢見ているようだった。相変わらず、げんきんな私のパートナーである。

 さて、既に30週を超えているので、日本に帰るための飛行機に乗れるのが何週目までなのかを、各飛行機会社に聞いた。

航空会社 週目
シンガポール航空 34週
マレーシア航空 33週
日本航空 38週

 尚、どこの航空会社もこれくらいになると、万一に備えて医師の診断書が必要になる。私も用意し、チェックインの時に聞かれるのかと思ったが、結局は聞かれることなく、日本に着いてしまった。私の場合、身長165cmが幸いしてか、30週を超えていても、お腹の出具合が目立たなかったからなのかも知れない。

 それから、パパが私と元紀、そしてまだ見ぬセナを連れてマレーシアに帰るのが10月の第4週。飛行機に乗れる産後の日数も気になったので、飛行機会社に問い合わせた。どこの航空会社も、生後1週間程度からOKとの事。但し、上昇・降下するときの気圧の変動で、赤ちゃんの鼓膜が破れる場合があるので、離着陸の時には授乳する等の、予防策が必要である。

 日本に帰国して初めて日本の医者に検診して貰うと、順調に育っていて、平均より大きいとのことで、予定日は8月29日だそうです。でも今でも結構破裂寸前なので、早まるかも知れない。。。男であることを確認して貰おうと思ったら、「ナニが見えない。でも、ここまで大きくなると返ってわかり辛く、女とも言えない、、、」と言われた。ちょっとは女の子の可能性もあるのかな? でも、この「前に突き出るお腹の出方は男の子だ」と、皆からは言われている。。。ペナンの医者からは75%以上男の子と言われていたのだが、、、さて、どちらが生まれるやら。

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