異国での出産

【第2話】ペナンでの初めての検診

主人公はTomの妻君「ママ」ことMayuです。(文中の、私=ママ

 1月3日に里帰り休暇を終えペナンに帰国。この時期に日本からマレーシアに来ると、気温差20度の洗礼を受け、人間ヒートショック状態である。日本で引いた風邪が治らず、咳をしながら1月6日にペナンで初めて検診に行った。

 病院は、昨年オープンしたばかりの『Island Hospital』。最新の設備が揃っているはずである。

他の病院と同じように小さいストアーが有りました。 ここがキャッシャーです。 まだ新しいので小奇麗な総合待合室。尚、診察の待合室は、別に部屋の前に有ります。

 診察室にはいると、優しそうなチャイニーズのDr.Chanが笑顔で迎えてくれた。日本での検診の事を一通りつたない英語で説明(和英辞典持参、、)し、いよいよ内診。内診台は、日本では足を開いて乗せると腰の辺りのカーテンを閉められ、医者が診察している様子は見えないが、こちらでは、普通のベットのような台に寝て、カーテンは無く、医者の様子が見える。人それぞれ考え方は違うと思うが、私は、日本の方式は、見えない向こう側を看護婦さん達がうろうろしていて落ち着かなかったが、この病院の方式は、向こう側が見えて、実際に向こう側を歩いて行く人もいなかったので、こちらの方式の方がいいと思った

 超音波で子供の影も確認され、妊娠が確実となった。

これがお腹の中の超音波映像 まだ小さいので、何も判りません。 でも、ちゃんと居るみたいです。

 元紀を出産してから4年と8ヶ月。1年以上前から2番目の子供のトライはしていたが、元紀の時のように簡単に出来てしまうことはなく、中々出来なかったので、一時は、パパが39度級の熱を何回か出したので、すっかり種が無くなってしまったかと心配していたが、その疑いも晴れた。咳の薬と、ツワリの薬、早くも出産セットなる物も支給された。

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